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資料1-2-2診断基準等のアップデート案(第49回指定難病検討委員会資料) (19 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25626.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 疾病対策部会指定難病検討委員会(第49回 5/16)《厚生労働省》 |
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19 ライソゾーム病
○ 概要
1.概要
ライソゾーム病は、ライソゾーム内の酸性分解酵素の遺伝的欠損により、ライソゾーム内に大量の脂質あ
るいはムコ多糖などを蓄積し、肝臓・脾臓の腫大、骨変形、中枢神経障害など、種々な症状を呈する疾患
群であり、現在 60 種の疾患が含まれる。
2.原因
ライソゾーム内の遺伝的水解酵素の欠損又はライソゾームの機能障害を来す遺伝子の異常により発症
する。
3.症状
蓄積症状として肝臓、脾臓の腫大、骨変形、神経障害(痙攣、知能障害など)、眼障害、腎障害、心不全
など種々な症状を呈し、また、重症度も遺伝子異常の部位により異なる。
4.治療法
酵素補充療法がファブリー病、ゴーシェ病、ポンペ病、ムコ多糖症(I 型、II 型、IVA 型、VI 型)で施行されて
おり、いくつかの疾患については造血細胞移植が施行されているが、継続的な治療が必要である。
5.予後
心臓、腎臓、中枢神経の合併症を伴うことが多く、これらの有無と症状が予後を左右する。
○ 要件の判定に必要な事項
1.患者数(平成 24 令和元年度医療受給者証保持者数)
9111452 人
2.発病の機構
不明(ライソゾーム内の遺伝的水解酵素の欠損又はライソゾーム機能の障害と考えられている。)
3.効果的な治療方法
未確立(造血細胞移植や酵素補充療法の継続が必要である。)
4.長期の療養
必要(継続的な治療が必要である。)
5.診断基準
あり(現行の特定疾患治療研究事業の診断基準を研究班にて改訂)
6.重症度分類
現行の特定疾患治療研究事業の重症度分類を用いて Stage 1以上を対象とする。
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○ 概要
1.概要
ライソゾーム病は、ライソゾーム内の酸性分解酵素の遺伝的欠損により、ライソゾーム内に大量の脂質あ
るいはムコ多糖などを蓄積し、肝臓・脾臓の腫大、骨変形、中枢神経障害など、種々な症状を呈する疾患
群であり、現在 60 種の疾患が含まれる。
2.原因
ライソゾーム内の遺伝的水解酵素の欠損又はライソゾームの機能障害を来す遺伝子の異常により発症
する。
3.症状
蓄積症状として肝臓、脾臓の腫大、骨変形、神経障害(痙攣、知能障害など)、眼障害、腎障害、心不全
など種々な症状を呈し、また、重症度も遺伝子異常の部位により異なる。
4.治療法
酵素補充療法がファブリー病、ゴーシェ病、ポンペ病、ムコ多糖症(I 型、II 型、IVA 型、VI 型)で施行されて
おり、いくつかの疾患については造血細胞移植が施行されているが、継続的な治療が必要である。
5.予後
心臓、腎臓、中枢神経の合併症を伴うことが多く、これらの有無と症状が予後を左右する。
○ 要件の判定に必要な事項
1.患者数(平成 24 令和元年度医療受給者証保持者数)
9111452 人
2.発病の機構
不明(ライソゾーム内の遺伝的水解酵素の欠損又はライソゾーム機能の障害と考えられている。)
3.効果的な治療方法
未確立(造血細胞移植や酵素補充療法の継続が必要である。)
4.長期の療養
必要(継続的な治療が必要である。)
5.診断基準
あり(現行の特定疾患治療研究事業の診断基準を研究班にて改訂)
6.重症度分類
現行の特定疾患治療研究事業の重症度分類を用いて Stage 1以上を対象とする。
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