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資料1-2-2診断基準等のアップデート案(第49回指定難病検討委員会資料) (36 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25626.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 疾病対策部会指定難病検討委員会(第49回 5/16)《厚生労働省》 |
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化障害を認める。
心筋シンチグラムで、MIBI 早期像での取り込み低下と洗い出しの亢進、
BMIPP
の取り込み亢進を認める。
(オ)腎症状の参考所見
蛋白尿(試験紙法で1+(30mg/dL1+(30 mg/dl)以上)、血尿(尿沈査で赤血球5 5 /HPF 以
上)、汎アミノ酸尿(正常基準値以上)を認める。血中尿素窒素の上昇(20mg/dL20 mg/dl 以
上)、クレアチニン値の上昇(2mg/dL2 mg/dl 以上)を認める。
(カ)血液症状の参考所見
強度の貧血(Hb 6g/dL6 g/dl 以下)、もしくは汎血球減少症(Hb 10g/dL10 g/dl、白血球 4000/µL
μl 以下、血小板
10 万/µL μl 以下)を認める。
(キ)肝症状の参考所見
中等度以上の肝機能障害(AST、ALT が 200U/L 以上)、血中アンモニア値上昇 (正常基準値以上)
を認める。
肝逸脱酵素(トランスアミラーゼ)上昇(正常上限の 2 倍以上)、直接ビリルビン上昇(1.5mg/dl 以上)、
血中胆汁酸上昇(100μmol/l 以上)、脂溶性ビタミン欠乏症状(ヘパプラストテスト年齢正常下限未満、
くる病所見)、高アンモニア血症 (100μg/dl 以上)、凝固障害(PT、APTT の延長(PT-INR 1.5 以上、
APTT 年齢相当の上限値の 1.5 倍以上)、フィブリノーゲン低下(100mg/dl 未満))、低タンパク血症
(TP 5.0mg/dl または Alb 3.0mg/dl 未満)等を認める。
(ク)糖尿病の参考所見
血糖値(空腹時≧126mg/dL、OGTT2時間 dl、OGTT2 時間≧200mg/dLdl、随時≧200mg/dLdl の
いずれか)と HbA1c (国際標準値)≧6.5% (hA1c(JDS 値)≧6.1%)
(ケ)乳酸値
安静臥床時の血中乳酸値、もしくは髄液乳酸値が繰り返して、22 mmol/L(18mg/dL) (18
mg/dl ) 以上であること、又は MR スペクトロスコピーで病変部に明らかな乳酸ピークがある。
3.ミトコンドリア病の診断のカテゴリー
Definite : (1)①~⑤のうち1項目以上あり、かつ(2)①~⑥のうち、2項目を満たすもの(全
体で計3項目(遺伝学的所見を含む計2項目必要)
Probable 、あるいは(1)①~⑤のうち1項目以上あり、かつ(2)①~⑥のうち、1項目②~③
と④~⑦のそれぞれで 1 項目以上を満たすもの (計3項目必要)
Probable: (1)⑥があり、かつ(2)①を満たす(遺伝学的所見を含む計2項目必要)、あるいは(1)①~
⑥のうち1項目以上あり、かつ(2)②~③の 1 項目以上を満たすもの(計2項目以上必要)、あ
るいは(1)①~⑥のうち1項目以上あり、かつ(2)④~⑦の 2 項目以上を満たすもの(計3項
目以上必要)
Possible: (1)①~⑥のうち1項目以上あり、かつ(2)④~⑥のうち、1項目以上を満たすもの(計2項
目必要)
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心筋シンチグラムで、MIBI 早期像での取り込み低下と洗い出しの亢進、
BMIPP
の取り込み亢進を認める。
(オ)腎症状の参考所見
蛋白尿(試験紙法で1+(30mg/dL1+(30 mg/dl)以上)、血尿(尿沈査で赤血球5 5 /HPF 以
上)、汎アミノ酸尿(正常基準値以上)を認める。血中尿素窒素の上昇(20mg/dL20 mg/dl 以
上)、クレアチニン値の上昇(2mg/dL2 mg/dl 以上)を認める。
(カ)血液症状の参考所見
強度の貧血(Hb 6g/dL6 g/dl 以下)、もしくは汎血球減少症(Hb 10g/dL10 g/dl、白血球 4000/µL
μl 以下、血小板
10 万/µL μl 以下)を認める。
(キ)肝症状の参考所見
中等度以上の肝機能障害(AST、ALT が 200U/L 以上)、血中アンモニア値上昇 (正常基準値以上)
を認める。
肝逸脱酵素(トランスアミラーゼ)上昇(正常上限の 2 倍以上)、直接ビリルビン上昇(1.5mg/dl 以上)、
血中胆汁酸上昇(100μmol/l 以上)、脂溶性ビタミン欠乏症状(ヘパプラストテスト年齢正常下限未満、
くる病所見)、高アンモニア血症 (100μg/dl 以上)、凝固障害(PT、APTT の延長(PT-INR 1.5 以上、
APTT 年齢相当の上限値の 1.5 倍以上)、フィブリノーゲン低下(100mg/dl 未満))、低タンパク血症
(TP 5.0mg/dl または Alb 3.0mg/dl 未満)等を認める。
(ク)糖尿病の参考所見
血糖値(空腹時≧126mg/dL、OGTT2時間 dl、OGTT2 時間≧200mg/dLdl、随時≧200mg/dLdl の
いずれか)と HbA1c (国際標準値)≧6.5% (hA1c(JDS 値)≧6.1%)
(ケ)乳酸値
安静臥床時の血中乳酸値、もしくは髄液乳酸値が繰り返して、22 mmol/L(18mg/dL) (18
mg/dl ) 以上であること、又は MR スペクトロスコピーで病変部に明らかな乳酸ピークがある。
3.ミトコンドリア病の診断のカテゴリー
Definite : (1)①~⑤のうち1項目以上あり、かつ(2)①~⑥のうち、2項目を満たすもの(全
体で計3項目(遺伝学的所見を含む計2項目必要)
Probable 、あるいは(1)①~⑤のうち1項目以上あり、かつ(2)①~⑥のうち、1項目②~③
と④~⑦のそれぞれで 1 項目以上を満たすもの (計3項目必要)
Probable: (1)⑥があり、かつ(2)①を満たす(遺伝学的所見を含む計2項目必要)、あるいは(1)①~
⑥のうち1項目以上あり、かつ(2)②~③の 1 項目以上を満たすもの(計2項目以上必要)、あ
るいは(1)①~⑥のうち1項目以上あり、かつ(2)④~⑦の 2 項目以上を満たすもの(計3項
目以上必要)
Possible: (1)①~⑥のうち1項目以上あり、かつ(2)④~⑥のうち、1項目以上を満たすもの(計2項
目必要)
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