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【別添】新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き 別冊 罹患後症状のマネジメント(第1版) (48 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00332.html
出典情報 「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き 別冊 罹患後症状のマネジメント(第1版)」の周知について(4/28付 事務連絡)《厚生労働省》
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●新型コロナウイルス感染症(COVID-19) 診療の手引き

図 11-2

別冊

罹患後症状のマネジメント・第1版 ● 11 罹患後症状に対するリハビリテーション

リハビリテーション の指導内容例

歩行,ジョギング

呼吸練習

修正Borgスケール3
%予備心拍30~40%,1日20分程度から
(能力に合わせて適宜増減する)

%予備心拍:

腹式呼吸の指導
呼気で軽く腹部を押し,
吸気で腹部が押し返すよ
う意識する

運動時心拍-安静時心拍
(220-年齢) -安静時心拍
推定最大心拍

上半身のストレッチ
呼吸を止めずに,ゆっくり時間をかけて実施する

肩の挙上

体幹の回旋

体幹の側屈

肩を挙上し,おろす

呼気に合わせて
体幹を回旋する

呼気に合わせて体幹の
側面を伸展する

下肢筋力練習 *
8~12回/セットを1日3セット

週2~3回

股関節屈曲

ハーフスクワット

カーフレイズ

股関節を屈曲し,
大腿を高く挙上する

膝を屈曲,伸展する
(屈曲は可能な範囲で深く)

踵を上げ,おろす

注意事項:運動時の呼吸苦,
呼吸回数増加(30 回 / 分以上)や SpO2 の低下がみられるような負荷は避ける.また,
疲労感・倦怠感がみられる場合には,強い負荷となる運動は避け,実施後の慎重なモニタリングにより症状の増
悪の有無を確認する.症状の増悪がみられる場合には運動プログラムの実施は避ける.立位で行う下肢筋力練習は,
安全に配慮して壁や机など支えになるものがある場所で実施する.

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