資料4 地域包括ケアシステムの更なる深化・推進について(第93回提出資料) (165 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25879.html |
出典情報 | 社会保障審議会 介護保険部会(第94回 5/30)《厚生労働省》 |
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1万人コホート・オレンジレジストリ・TRCの概要
大規模認知症コホート
(1万人コホート)
全国的な情報登録・追跡研究
(オレンジレジストリ)
薬剤治験対応コホート
(TRC)
概要
長期にわたる観察研究をするコホート
他臨床研究等での利活用を目指したレジストリ
期間
2016~2020
2021~2025(継承研究)
2016~2020
2019~2023
2021年度以降はよりきめ細いステージに分けた複数の
研究に発展的継承
目的
観察のみ(介入なし)
臨床研究(介入研究、観察研究)での利活
用を想定
薬剤治験での利活用を想定
(GCP対応)
対象者
認知症発症前の者(健常、軽度認知障
害)
認知症各段階の者(健常、軽度認知障害、認
知症)
アミロイドPETによって確認された前臨床期
者*
規模
~12,000
地域:~8,000
軽度認知障害:~1,800
認知症前臨床期:~400
構成
・久山町と全国7コホートの集合体。
・一般市民を対象とした地域コホートのほか、もの ・特定臨床研究、治験に対応出来るイン
忘れ外来受診等のMCIコホート、ケアコホート
フラ・研究者グループを活用。
等、認知症の各段階(健常、軽度認知障害、
・他コホート・レジストリから被験者の受入を
認知症)を対象とした様々なコホートから構成。
行う。
・被験者の集め方は各地域で異なる(一部
悉皆)
・長期縦断データ獲得可能。
詳細
・被験者の認知症発症経過も含めて追跡可能。
・取得したデータの二次利用は可能。
・実態調査が可能であり、認知症有病率の
データが定期的に得られる。(大綱で設定
する認知症予防KPI評価のため2022~
24年に有病率調査実施予定。)
代表:九州大学 二宮利治教授
薬剤治験に即刻対応できるコホート
・被験者が希望すれば、企業治験、医師主導
治験、研究者主導の臨床研究等を案内するこ
とが可能。
・企業治験が求めるinclusion criteria
の項目を検査し、条件を満たす被験者を
集める。
・同意の取り直しが必要。
・自らアウトリーチする以外に、他コホート・
レジストリから被験者を受け入れる。
2021年度以降は認知症ステージ
別コホート研究に移行
代表:東京大学 岩坪威教授
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