資料4 地域包括ケアシステムの更なる深化・推進について(第93回提出資料) (70 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25879.html |
出典情報 | 社会保障審議会 介護保険部会(第94回 5/30)《厚生労働省》 |
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<背景>
○ ニッポン一億総活躍プラン(平成28年6月2日閣議決定)において、介護の重度化防止と自立支援の推進を目的として、
10年間の工程(2016年~2026年)で「適切なケアマネジメント手法の策定」を行うこととされた。
○ 本人の尊厳を保持し、将来の生活の予測に基づいた重度化防止や自立支援を実現するためには、多職種連携をより円
滑化して各職種の専門性を活かし、本人の状態の維持・改善を目指す個別支援が必要とされている。
<課題>
○ 制度発足後今日まで、介護支援専門員の経験の差やほかの職種との関係性、所属事業所の環境等によって、
ケアマネジメント(インテーク~モニタリング迄)のプロセスにおけるアプローチ方法に差異が生じているとの指摘がある。
○ 将来の生活の予測に基づいた支援を組み立てるには、根拠に基づいて整理された知見に基づいた実践が求められるが
支援内容の体系が整理されていないため、属人的な、経験知だけに基づく実践となっている場合もある。
≪参考≫ニッポン一億総活躍プランの概要
希望する介護サービスの利用(介護基盤の供給)
① 高齢者の利用ニーズに対応した介護サービス基盤の確保
介護離職
ゼロの実現
•
自立支援と介護の重度化防止を推進するため、介護記録のICT化を通じた業務の分析・標準化を進める。これにより、適切なケアマネジメント手法
の普及を図るとともに、要介護度の維持・改善の効果を上げた事業所への介護報酬等の対応も含め、適切な評価の在り方について検討する。
年度
施策
適切なケアマネジ
メント手法の策定
2016
年度
2017
年度
2018
年度
2019
年度
2020
年度
2021
年度
2022
年度
2023
年度
2024
年度
2025
年度
2016年~2026年
標準化に向
けた分析手
法の検討
分析、適切なケアマネ
ジメント手法の策定
<これまでの成果実績
(主な内容)>
○ 平成28年度:脳血管疾
患・大腿骨頸部骨折がある方
のケア
○ 平成29年度:心疾患(心
不全)がある方のケア
○ 平成30年度:認知症があ
る方のケア
○ 令和元年度:誤嚥性肺炎
の予防のためのケア
2026
年度
以降
指標
適切なケアマネジメント手法の検証・見直し、
適切なケアマネジメント手法を踏まえたケア
マネジメントの実施
<これまでの成果実績
(主な内容)>
○ 令和2年度:基本ケアを
中心とした手法の再整理等
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