よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


参考資料6 母子保健等の最近の主な動き(令和4年6月~令和4年9月中旬) (32 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_28090.html
出典情報 成育医療等協議会(第9回 9/21)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

【別添2】

新生児聴覚検査の流れ

初回検査 :自動ABR(ない場合はOAE)

パス(反応あり)

※初回検査:おおむね生後3日以内に実施

リファー(要再検)

確認検査 :自動ABR(ない場合はOAE)

パス(反応あり)

※確認検査:おおむね生後1週間以内に実施

リファー(要再検)

は地方交付税措置の対象となっている検査
( 要 精 密 検 査 )

精 密 検 査
耳鼻咽喉科精密検査機関(注2)等

パス(聴覚障害なし) (

聴 覚 障 害 あ り

※遅くとも生後3か月頃までに実施



早 期 療 育

※遅くとも生後6か月頃までに開始

注1:未熟児など特別な配慮が必要な児への検査時期については、上記にかかわらず、医師により適切に判断されることが
望ましい。
注2:日本耳鼻咽喉科学会が定める「新生児聴覚スクリーニング後の精密検査機関リスト」を参照すること。

http://www.jibika.or.jp/citizens/nanchou.html

< 用語解説 >
新生児聴覚検査
・・・新生児期において、先天性の聴覚障害の発見を目的として実施する聴覚検査

自動ABR(自動聴性脳幹反応(Automated Auditory Brainstem Response))
・・・新生児聴覚スクリーニング用の聴性脳幹反応検査。自動判定機能をもたせるもので、判定基準は35dBに設定される

ABR(聴性脳幹反応(Auditory Brainstem Response))
・・・睡眠下に刺激音を聴かせて頭皮上から得られる聴性電位変動で、聴覚脳幹機能を評価する検査

OAE(耳音響放射(Otoacoustic Emissions))
・・・内耳から外耳道へ放射される微弱な音信号を集音して得られる反応で、内耳有毛細胞機能を評価する検査

-32-