よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料5 第4期がん対策推進基本計画に対する「がんとの共生のあり方に関する検討会」からの提案 (23 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_28456.html
出典情報 がんとの共生のあり方に関する検討会(第7回 10/11)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

第4期がん対策推進基本計画に対する
「がんとの共生のあり方に関する検討会」からの提案について
第4期がん対策推進基本計画は「がん対策推進協議会」で別途議論されるが、本検討会における議論を踏まえ、
以下の通り提案してはどうか。
相談支援について
現状と課題






がん診断~治療開始前に病気や療養生活について相談できたと感じるがん患者の割合は成人76.3%、家族
の悩みや負担を相談できる支援が十分であると感じているがん患者・家族の割合は成人48.7%、小児
39.7%であり、がんと診断された時から家族等も含めた相談支援体制のさらなる改善が求められている。
ピア・サポートを知っているがん患者の割合は、27.3%と認知度が低く、ピア・サポーターに相談ができ
る体制について周知が行われていないことや、院内での活動が広まっていない可能性がある。一方で、都
道府県が所管する民間団体が開設している窓口において、ピア・サポーターや専門職が相談に応じられる
活動が行われている。
ピア・サポーターの質を担保するために、養成研修の実施(委託事業により作成された資材の活用)や受
講後の登録、専門職との協働、マッチングの仕組みなどが求められている。

今後の方向性





国は、多様化・複雑化する相談支援のニーズに対応できるよう、がん相談支援センターの質の確保及び、
持続可能な相談支援体制のあり方等について検討を行い、効率的・効果的な体制を構築する。
国は、がん診療連携拠点病院等と民間団体による相談機関やピア・サポーター等の連携体制を構築する。
また相談支援の質の確保及びオンラインなどを活用した体制整備の方策について検討を行う。
活動の公益性が高いと認められる患者団体等について、公式サポーターとして認定する仕組み等の検討を
行う。
23