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資料5 第4期がん対策推進基本計画に対する「がんとの共生のあり方に関する検討会」からの提案 (24 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_28456.html
出典情報 がんとの共生のあり方に関する検討会(第7回 10/11)《厚生労働省》
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第4期がん対策推進基本計画に対する
「がんとの共生のあり方に関する検討会」からの提案について
第4期がん対策推進基本計画は「がん対策推進協議会」で別途議論されるが、本検討会における議論を踏まえ、
以下の通り提案してはどうか。
情報提供について
現状と課題





がん情報サービスにアクセスし、探していた情報にたどり着くことができた者の割合は71.0%であり、患
者や家族等がどのような情報が必要であり、またどのような提供体制であれば有用であるか検証する必要
性がある。
がん情報サービスにおける点字資料・音声資料数等は2021年には93コンテンツと増加傾向であり、障害
があるがん患者等に対する情報提供体制の整備を進めている。
「情報の均てん化」に向けて、患者と家族のニーズや課題等を把握した上で更なる活用を進めるととも
に、相談支援ネットワーク体制の構築や、より効果的な手法等について検討が必要である。

今後の方向性






国は、「情報の均てん化」に向けて、患者及び家族等が必要な時に、正しい情報を入手し、適切な医療・
生活等に関する選択ができるよう、そのニーズや課題を把握し、適切な情報提供について検討を行う。
国及び国立がん研究センターは、関連学会等と協力し、障害等によりコミュニケーションに配慮が必要な
者や日本語を母国語としていない者の情報や医療へのアクセスを確保するために、実態や課題を把握し、
その提供体制や普及啓発に努める。
国は、患者及び家族等が簡便で効果的に医療や社会保障制度等の情報が得られるよう、デジタルコンテン
ツ等を活用した情報提供等の方法について検討し、その普及を図る。

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