がんとの共生のあり方に関する検討会における
ライフステージおけるがん対策に関する議論の整理

小児・AYA世代にあるがん患者とその家族への支援体制の整備について（第５回）
•
•
•
•

診断時に必要な情報を得られる仕組みや診療の場面から相談支援に関わる体制が必要である。
家族が仕事や働き方を変えた方が一定数おり、家族や親への支援体制が必要である。
移行期支援について、がん診療連携拠点病院等が受け皿となる体制や地域の診療所などの医療従事者
の協力を得て支えていき、地域連携で捉えていくことが必要である。
キャリーオーバーの問題として捉え、小児の診療科と大人の診療科のバトンをつなぐことが重要であ
る。そのため、小児病院と大学病院が一緒に診療を行っている医療機関などが好事例や課題を明確化
していく必要がある。

義務教育終了後におけるがん患者の教育支援について（第５回）
•
•

がん診療連携拠点病院等において、ICTを活用した教育支援等における実態の把握が必要ではないか。
医療機関と学校の更なる連携体制の整備や在宅療養中に教育を受けることができる体制が必要である。

高齢がん患者の支援について（第５回）
•
•
•

高齢者にとって、適切ながん医療とQOLを踏まえて考えていく必要性がある。
医療・介護についてデータを取り、施策につなげていく必要がある。
医療従事者や介護従事者が連携して、患者や家族を支援できる療養生活を支えるためのネットワーク
が必要である。

50