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資料1 第4期がん対策推進基本計画(案) (10 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29457.html |
出典情報 | がん対策推進協議会(第86回 11/30)《厚生労働省》 |
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第2
分野別施策と個別目標
1. 科学的根拠に基づくがん予防・がん検診の充実
~がんを知り、がんを予防することで、がん罹患率・がん死亡率の減少を目
指す~
(1) がんの1次予防
① 生活習慣について
(現状・課題)
がんの1次予防は、がん対策の第一の砦であり、避けられるがんを防ぐこと
は、がんによる死亡者の減少につながる。予防可能ながんのリスク因子として
は、喫煙(受動喫煙を含む。)、飲酒、低身体活動、肥満・やせ、野菜・果物不
足、塩蔵食品の過剰摂取等の生活習慣など、様々なものがある。
生活習慣の中でも、喫煙は、種々のがんのリスク因子となっており、がんに最
も大きく寄与する因子でもあるため、がん予防の観点からも、たばこ対策を進
めていくことが重要である。
また、平成 28(2016)年8月に取りまとめられた「喫煙の健康影響に関する
検討会報告書1」の中で、我が国では、受動喫煙を原因として死亡する人が日本
国内で年間1万5千人を超えることや、受動喫煙によって、非喫煙者の肺がん
のリスクが約3割上昇すること等が報告され、受動喫煙と肺がん等の疾患の因
果関係を含め、改めて、受動喫煙の健康への影響が明らかになった。
我が国においては、これまで、スマート・ライフ・プロジェクト2や5月 31 日
の世界禁煙デーに合わせた「禁煙週間」を含めた、各自治体と連携した普及啓発
の実施、「禁煙支援マニュアル」の改訂や周知、拠点病院等の「たばこクイット
ライン」事業による禁煙相談等の取組、母子健康手帳を通じた普及啓発等によ
る妊娠中の喫煙率0%を目指した取組や、健康増進法(平成 14 年法律第 103 号)
1
厚生労働省健康局長の下に開催した「喫煙の健康影響に関する検討会」において、平成
28(2016)年8月に取りまとめた。
2 「スマート・ライフ・プロジェクト」とは、
「健康寿命をのばそう!」をスローガンに、
国民全体が人生の最後まで元気に健康で楽しく毎日が送れることを目標とした国民運動の
こと。
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分野別施策と個別目標
1. 科学的根拠に基づくがん予防・がん検診の充実
~がんを知り、がんを予防することで、がん罹患率・がん死亡率の減少を目
指す~
(1) がんの1次予防
① 生活習慣について
(現状・課題)
がんの1次予防は、がん対策の第一の砦であり、避けられるがんを防ぐこと
は、がんによる死亡者の減少につながる。予防可能ながんのリスク因子として
は、喫煙(受動喫煙を含む。)、飲酒、低身体活動、肥満・やせ、野菜・果物不
足、塩蔵食品の過剰摂取等の生活習慣など、様々なものがある。
生活習慣の中でも、喫煙は、種々のがんのリスク因子となっており、がんに最
も大きく寄与する因子でもあるため、がん予防の観点からも、たばこ対策を進
めていくことが重要である。
また、平成 28(2016)年8月に取りまとめられた「喫煙の健康影響に関する
検討会報告書1」の中で、我が国では、受動喫煙を原因として死亡する人が日本
国内で年間1万5千人を超えることや、受動喫煙によって、非喫煙者の肺がん
のリスクが約3割上昇すること等が報告され、受動喫煙と肺がん等の疾患の因
果関係を含め、改めて、受動喫煙の健康への影響が明らかになった。
我が国においては、これまで、スマート・ライフ・プロジェクト2や5月 31 日
の世界禁煙デーに合わせた「禁煙週間」を含めた、各自治体と連携した普及啓発
の実施、「禁煙支援マニュアル」の改訂や周知、拠点病院等の「たばこクイット
ライン」事業による禁煙相談等の取組、母子健康手帳を通じた普及啓発等によ
る妊娠中の喫煙率0%を目指した取組や、健康増進法(平成 14 年法律第 103 号)
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厚生労働省健康局長の下に開催した「喫煙の健康影響に関する検討会」において、平成
28(2016)年8月に取りまとめた。
2 「スマート・ライフ・プロジェクト」とは、
「健康寿命をのばそう!」をスローガンに、
国民全体が人生の最後まで元気に健康で楽しく毎日が送れることを目標とした国民運動の
こと。
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