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資料1 第4期がん対策推進基本計画(案) (20 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29457.html |
出典情報 | がん対策推進協議会(第86回 11/30)《厚生労働省》 |
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2. 患者本位で持続可能ながん医療の提供
~適切な医療を受けられる体制を充実させることで、がん生存率の向上・が
ん死亡率の減少を目指す~
(1) がん医療提供体制等
① 医療提供体制の均てん化・集約化について
(現状・課題)
国は、これまで、
「がん診療連携拠点病院等の整備に関する指針」
(以下「整備
指針」という。)に基づき、拠点病院等を中心として、標準的な手術療法、放射
線療法、薬物療法、病理診断、緩和ケア等の提供、がん相談支援センターの整備、
院内がん登録及び多職種によるカンファレンスの実施等を推進し、医療の質の
向上や均てん化に向けた取組を進めてきた。
令和4(2022)年8月には、がん医療の更なる充実のため、整備指針の見直し
を行い(以下「令和4(2022)年整備指針改定」という。)、拠点病院等の役割分
担を図る必要がある項目については、患者の適切ながん医療へのアクセスを確
保した上で、一定の集約化を求めることとしたほか、都道府県がん診療連携協議
会の体制を強化し、拠点病院等の役割分担や連携体制の構築、感染症のまん延や
災害等への対応等を新たな要件として盛り込んだ。さらに、適切な病理診断を速
やかに提供するため、全ての拠点病院等に、病理診断に携わる専門的な知識及
び技能を有する常勤の医師を配置することとした。
(取り組むべき施策)
国及び都道府県は、がん医療が高度化する中で、引き続き質の高いがん医療を
提供するため、地域の実情に応じ、均てん化に加えて、拠点病院等の役割分担を
踏まえた集約化を推進する。その際、国は、都道府県がん診療連携協議会等に対
し、他の地域や医療機関との比較が可能となるような検討に必要なデータの提
供などの技術的支援を行う。
国は、質の高い病理診断や細胞診断を提供するための体制の整備を引き続き
推進する。
国及び都道府県は、感染症のまん延や災害等の状況下においても、必要ながん
医療を提供できるよう、診療機能の役割分担や各施設が協力した人材育成や応
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~適切な医療を受けられる体制を充実させることで、がん生存率の向上・が
ん死亡率の減少を目指す~
(1) がん医療提供体制等
① 医療提供体制の均てん化・集約化について
(現状・課題)
国は、これまで、
「がん診療連携拠点病院等の整備に関する指針」
(以下「整備
指針」という。)に基づき、拠点病院等を中心として、標準的な手術療法、放射
線療法、薬物療法、病理診断、緩和ケア等の提供、がん相談支援センターの整備、
院内がん登録及び多職種によるカンファレンスの実施等を推進し、医療の質の
向上や均てん化に向けた取組を進めてきた。
令和4(2022)年8月には、がん医療の更なる充実のため、整備指針の見直し
を行い(以下「令和4(2022)年整備指針改定」という。)、拠点病院等の役割分
担を図る必要がある項目については、患者の適切ながん医療へのアクセスを確
保した上で、一定の集約化を求めることとしたほか、都道府県がん診療連携協議
会の体制を強化し、拠点病院等の役割分担や連携体制の構築、感染症のまん延や
災害等への対応等を新たな要件として盛り込んだ。さらに、適切な病理診断を速
やかに提供するため、全ての拠点病院等に、病理診断に携わる専門的な知識及
び技能を有する常勤の医師を配置することとした。
(取り組むべき施策)
国及び都道府県は、がん医療が高度化する中で、引き続き質の高いがん医療を
提供するため、地域の実情に応じ、均てん化に加えて、拠点病院等の役割分担を
踏まえた集約化を推進する。その際、国は、都道府県がん診療連携協議会等に対
し、他の地域や医療機関との比較が可能となるような検討に必要なデータの提
供などの技術的支援を行う。
国は、質の高い病理診断や細胞診断を提供するための体制の整備を引き続き
推進する。
国及び都道府県は、感染症のまん延や災害等の状況下においても、必要ながん
医療を提供できるよう、診療機能の役割分担や各施設が協力した人材育成や応
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