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資料1 第4期がん対策推進基本計画(案) (8 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29457.html
出典情報 がん対策推進協議会(第86回 11/30)《厚生労働省》
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第1

全体目標と分野別目標

本基本計画は、全体目標を「●●●」とし、がん患者を含めた国民が、がんの
克服を目指し、がんに関する正しい知識を持ち、避けられるがんを防ぐことや、
様々ながんの病態に応じて、誰もが、いつでもどこに居ても、安心かつ納得でき
るがん医療や支援を受け、尊厳を持って暮らしていくことができるよう、
「がん
予防」、
「がん医療の提供」及び「がんとの共生」の3つの柱に沿った総合的なが
ん対策を推進する。
1. 科学的根拠に基づくがん予防・がん検診の充実
~がんを知り、がんを予防することで、がん罹患率・がん死亡率の減少を目
指す~
がんを予防する方法を普及啓発するとともに、地方公共団体、関係学会等の連
携による取組を推進し、科学的根拠を積極的に収集・分析した上で、その結果に
基づいた施策を実施することにより、がんの罹患率を減少させる。国民が利用し
やすい検診体制を構築し、がんの早期発見・早期治療を促すことで、効率的かつ
持続可能ながん対策を進め、がんの死亡率の減少を実現する。
2. 患者本位で持続可能ながん医療の提供
~適切な医療を受けられる体制を充実させることで、がん生存率の向上・が
ん死亡率の減少を目指す~
がんゲノム医療をはじめとした高度ながん医療の提供を推進するとともに、
患者本位のがん医療を展開することで、がん医療の質を向上させる。また、それ
ぞれのがんの特性に応じたがん医療の均てん化・集約化を進め、効率的かつ持続
可能ながん医療を提供することで、がん生存率を向上させ、がん死亡率を減少
させる。
3. 尊厳を持って安心して暮らせる社会の構築
~がんになっても自分らしく生きることのできる地域共生社会を実現するこ
とで、全てのがん患者及びその家族等の療養生活の質の向上を目指す~
がん患者やその家族等が住み慣れた地域社会で生活をしていく中で、必要な
支援を受けることができる環境を整備する。国と地方公共団体、がん患者を含め
た国民、医療従事者、医療保険者、事業主、関係学会、患者団体等の関係団体、
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