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資料1 第4期がん対策推進基本計画(案) (24 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29457.html
出典情報 がん対策推進協議会(第86回 11/30)《厚生労働省》
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る正しい情報を得ることができるよう、科学的根拠に基づく治療法に関する情
報提供及び普及啓発を推進する。

④ チーム医療の推進について
(現状・課題)
患者やその家族等が抱える様々な苦痛、悩み及び負担に応え、安全かつ安心で
質の高いがん医療を提供するため、多職種によるチーム医療の推進が必要であ
る。
これまで、拠点病院等において、医療従事者間の連携体制の強化に係る環境整
備に向けて、緩和ケアチームを含む様々な専門チームの設置が進められてきた。
現在、全ての拠点病院等において、専門チームが設置されており、その多くの
施設で複数の専門チームが設置されている。一方で、拠点病院等以外の医療機関
においては、専門チームの設置が進んでいない。
主治医以外にも相談しやすいスタッフがいたと回答した患者の割合は、成人
で 48.8%、小児で 78.0%となっている。
(取り組むべき施策)
拠点病院等は、多職種連携をさらに推進する観点から、拠点病院等におけるチ
ーム医療の提供体制の整備を進めるとともに、都道府県がん診療連携協議会に
おいて、拠点病院等と地域の医療機関との連携体制の議論を行う。

⑤ がんのリハビリテーションについて
(現状・課題)
えん

がん治療の影響から、患者の嚥下や呼吸運動等に障害が生じることがある。ま
た、病状の進行に伴い、次第に日常生活動作に障害を来し、生活の質の著しい低
下が見られることから、がん領域でのリハビリテーションの重要性が指摘され
ている。
がんのリハビリテーションが適切に提供されることを目的として実施されて
いるがんリハビリテーション研修について、グループワークを中心とした集合
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