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別紙1○1 患者申出療養に係る新規技術の科学的評価等について (18 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000203222_00023.html
出典情報 患者申出療養評価会議(第38回 3/17)《厚生労働省》
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③ 組織型から放射線療法や化学療法の効果が期待できない症例
3) 治療標的病変数:3 個以内
4) 治療標的病変の最大径
① 肺悪性腫瘍:3.5cm 以下
② その他の胸部悪性腫瘍:10cm 以下
5) 治療標的病変以外に活動性病変がない症例
6) 同意取得時の年齢が 18 歳以上、79 歳以下
7) ECOG performance status:0-2
8) 試験治療を担当する放射線診断医、試験治療および標準治療である手術を担当する呼吸
器外科医、標準治療である放射線療法を担当する放射線治療医、標準治療である化学療
法を担当する呼吸器内科医、が参加する合同カンファレンスにて適応があると判断した
症例
9) 試験治療を担当する放射線診断医が技術的に施行可能と判断した症例
10) 患者本人から文書にて同意を得られている症例
【除外基準】
以下のいずれかに該当する症例は、本研究の対象から除外する。
1) 血液凝固異常(登録前 28 日以内の採血で PT-INR: 1.5 以上、血小板数: 50,000/mm3 未
満)を伴う症例
2) 化学療法施行例は、登録前 28 日以内の採血で絶対好中球数が 1000/mm3 未満の症例
3) コントロール不能の凝固異常、出血性疾患を伴う症例
4) 全身的治療を要する活動性の全身性・呼吸器・心膜感染症を伴う
症例
5) 手技中に臥位を一定時間保持できない症例
6) 安静時も呼吸苦がある症例
7) 妊娠している症例
8) 活動性のある間質性肺炎を伴う症例
9) その他医師が不適と判断した症例
6.治療計画
・同意取得後、適格性確認を含む事前検査を実施する。
・治療前に症例登録を行い、凍結融解壊死療法施行日の治療前、治療後に臨床所見等を確認
する。
・局所麻酔下、CT ガイド下に、腫瘍に凍結針を穿刺。
・凍結機器 Visual-ICE を用い凍結・融解を 3 サイクル施行する。凍結にはアルゴンガス、融
解にはヘリウムガスを用いる。
・治療翌日に胸部単純 CT を撮像し、経過良好なら治療後 3 日目(3POD)に退院する。

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