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別紙3 (30 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000205617_00042.html
出典情報 先進医療会議(第108回先進医療会議、第129回先進医療技術審査部会 3/3)《厚生労働省》
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1.統計解析ソフト
SAS(バージョン 9.4 以上)および R(バージョン 3.6 以上)を用いる。
2.検定は評価項目ごとに両側検定、有意水準 5%とする。
3.有効性および安全性の解析の対象集団
有効性および安全性の主要な解析対象は、中止症例も含めたすべての実施例の患者である最
大の解析対象集団(FAS, full analysis set)とする。
副次的な解析対象集団は、研究計画書に適合した対象集団(PPS, per protocol set)とす
る。なお、研究計画書に適合した集団は、以下に定義する適格例の全例(全適格例)とする。
症例の分類の定義
適格例:登録基準のすべてを満たし、除外基準のいずれにも該当しない症例、かつ、登録時
の治療意図を維持した症例。
中止症例:個々の症例の中止基準により試験を中止した症例
4.中止症例、欠損値などのデータの取り扱い
中止症例について
中止時期によらず中止時点までに測定された値を評価に用いる。
欠損値について
各評価項目の欠損値は、原則的には欠損のままとし、実際に得られている観測値で解析する
(OC, observed case analysis)

具体的なデータの取り扱い、FAS、PPS は、研究代表医師、統計解析担当責任者、研究・開
発計画支援担当者で協議、決定し、統計解析のための解析対象の採用および不採用を含めた
データの固定を行う。
データの要約
症例の内訳
FAS、PPS、中止症例数を群の識別とともに表示する。
データの要約
連続値として得られるすべての項目について、評価項目ごとに基礎統計量(最大値、中央
値、最小値、平均値、標準偏差)を算出する。
カテゴリーデータとして得られるすべての項目について、評価項目ごとにカテゴリーの集計
を行う。
主要評価項目の解析
登録後 12 ヵ月の再燃・再発率(割合)は FAS を対象に算出する。不明は原則として分子お
よび分母から除外し、その数を明示する。途中で維持 rTMS 療法あり、なしを変更した症例
は、登録時の群に属するものとして取り扱う。
維持 rTMS 療法あり群・維持 rTMS 療法なし群それぞれの再燃・再発率および群間差、群間
差の 95%信頼区間、カイ自乗検定の P 値を算出する。治療効果の推定値として、ロジスティ
ック回帰を用いてオッズ比とその信頼区間を算出する。ロジスティック回帰における調整因

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