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別紙3 (47 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000205617_00042.html
出典情報 先進医療会議(第108回先進医療会議、第129回先進医療技術審査部会 3/3)《厚生労働省》
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試料及び情報の二次利用と他機関への提供の可能性
将来的にこの研究以外の研究に用いる目的で使用される可能性のある研究が行われる場
合には、当センターの倫理委員会又は臨床研究審査委員会で改めて審査を行い、当センタ
ーの承認を得てから、別の研究の実施に関する再同意又は情報公開を通じて研究協力の意
思確認を行ってから実施する。
用語の解説
1.HAMD17 (Hamilton depression rating scale) : ハミルトンうつ病評価尺度 17 項目。
うつ病の重症度を評価するための尺度で、症状の程度と頻度からうつ病の重症度をとら
えるために用いられている。構造化面接によって、うつ症状の重症度を 17 項目で評価す
る(所要時間 15 分)

2.MADRS (Montgomery-Åsberg depression rating scale):モンゴメリ・アスベルグうつ
病評価尺度日本語版。Asberg や Montgomery によってスウェーデンで開発された包括
的精神病理学評価尺度(Comprehensive Psychopathological Rating Scale; CPRS )の
中からうつ状態を評価するための 10 項目を抽出した CPRS の下位尺度である。本研究
においては、稲田(2009)が出版した「SIGMA を用いた MADRS 日本語版によるうつ病の臨
床評価」を使用した(所要時間 15 分)。
3.QIDS(Quick Inventory of Depressive Symptomatology)
:簡易抑うつ症状尺度。16 項
目の自己記入式の評価尺度で、うつ病の重症度を評価できるほか、アメリカ精神医学会
の診断基準 DSM-IV の大うつ病性障害(中核的なうつ病)の診断基準に対応している(所
要時間 5 分)。
4.PHQ-9(Patient Health Questionnaire -9):こころとからだの質問票。抑うつに関す
る 9 項目、4段階で評価される質問紙法で、大うつ病性障害のスクリーニングに用いら
れる(所要時間約 5 分)


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