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資料1-2 早期導入を要望する医療機器等に関する要望書【No.2022-1】 (18 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_34023.html |
出典情報 | 医療ニーズの高い医療機器等の早期導入に関する検討会(第36回 7/7)《厚生労働省》 |
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(別添様式1)
•
Zio診断システムは、利便性、携帯性、正確な記録により、より良い代
替品となりうる。
(論文 38)
書誌事項
Steinhubl SR et al. Three Year Clinical Outcomes In A Nationwide,
Observational, Siteless Clinical Trial Of Atrial Fibrillation Screening-mHealth
Screening
To
Prevent
Strokes
(mSToPS).
PLoS
One.
2021;16:e0258276
試験・研究デザイン
前向き、ランダム化臨床試験
対象
mSToPS試験の3年後の結果は、モニタリングを受けた1,718人とマッチさせ
た3,371人の観察対照者の合計コホートにおける臨床転帰を比較したデザイ
ン
目的
心房細動と新たに診断された患者において、死亡、脳卒中、全身性塞栓症、
心筋梗塞の複合エンドポイントの初発までの期間という事前に指定した3年
間の主要評価項目を報告
結果
•
スクリーニング開始後3年間(追跡期間29ヵ月(中央値)
)で、心房細
動が新たに診断されたのはスクリーニングを受けた被験者の11.4%(n
=196)に対して、観察対照者の7.7%(n=261)だった(p<0.01)
。
•
心房細動が発生したコホートのうち、3分の1はスクリーニングによっ
て診断されたものであった。
•
心房細動が初めて臨床的に診断されたすべての患者において、その診
断から4週間以内に臨床的イベントが発生することが一般的であった。
脳卒中が6.6%、新たに心不全と診断された人が10.2%、心筋梗塞が
9.2%、全身性塞栓症が1.5%であった。入院したのは42.9%であった。
•
スクリーニング(Zio診断システム)により診断された群では、心房細
動と診断された前後の期間に脳卒中、心筋梗塞、全身性塞栓症を経験
した人はおらず、新たに心不全と診断された人は1名(2.3%)にとど
まった。
•
事前に指定した複合主要評価項目の発生率は、アクティブモニター群
(Zio診断システム)で100人/年当たり3.6人、観察対照群で100人/年当
たり4.5人であった。
•
結論として、3年後の時点で、心房細動のスクリーニング(Zio診断シ
ステムの使用)は、マッチドコホートと比較して、臨床イベントの発
生率の低下及び転帰の改善と関連することが示された。
•
これらのデータは、Zio診断システムが臨床医による無症候性心房細動
の検出を支援し、この特定が診断後のより深刻な心事故発生を防ぐこ
とを実証している。
(論文 39)
書誌事項
Wineinger NE, et al. Identification Of Paroxysmal Atrial Fibrillation
Subtypes In Over 13,000 Individuals. Heart Rhythm. 2019;16:26–30
試験・研究デザイン
iRhythm社データベースから得られたLongitudinal Dataを用いたレトロスペ
18
•
Zio診断システムは、利便性、携帯性、正確な記録により、より良い代
替品となりうる。
(論文 38)
書誌事項
Steinhubl SR et al. Three Year Clinical Outcomes In A Nationwide,
Observational, Siteless Clinical Trial Of Atrial Fibrillation Screening-mHealth
Screening
To
Prevent
Strokes
(mSToPS).
PLoS
One.
2021;16:e0258276
試験・研究デザイン
前向き、ランダム化臨床試験
対象
mSToPS試験の3年後の結果は、モニタリングを受けた1,718人とマッチさせ
た3,371人の観察対照者の合計コホートにおける臨床転帰を比較したデザイ
ン
目的
心房細動と新たに診断された患者において、死亡、脳卒中、全身性塞栓症、
心筋梗塞の複合エンドポイントの初発までの期間という事前に指定した3年
間の主要評価項目を報告
結果
•
スクリーニング開始後3年間(追跡期間29ヵ月(中央値)
)で、心房細
動が新たに診断されたのはスクリーニングを受けた被験者の11.4%(n
=196)に対して、観察対照者の7.7%(n=261)だった(p<0.01)
。
•
心房細動が発生したコホートのうち、3分の1はスクリーニングによっ
て診断されたものであった。
•
心房細動が初めて臨床的に診断されたすべての患者において、その診
断から4週間以内に臨床的イベントが発生することが一般的であった。
脳卒中が6.6%、新たに心不全と診断された人が10.2%、心筋梗塞が
9.2%、全身性塞栓症が1.5%であった。入院したのは42.9%であった。
•
スクリーニング(Zio診断システム)により診断された群では、心房細
動と診断された前後の期間に脳卒中、心筋梗塞、全身性塞栓症を経験
した人はおらず、新たに心不全と診断された人は1名(2.3%)にとど
まった。
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事前に指定した複合主要評価項目の発生率は、アクティブモニター群
(Zio診断システム)で100人/年当たり3.6人、観察対照群で100人/年当
たり4.5人であった。
•
結論として、3年後の時点で、心房細動のスクリーニング(Zio診断シ
ステムの使用)は、マッチドコホートと比較して、臨床イベントの発
生率の低下及び転帰の改善と関連することが示された。
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これらのデータは、Zio診断システムが臨床医による無症候性心房細動
の検出を支援し、この特定が診断後のより深刻な心事故発生を防ぐこ
とを実証している。
(論文 39)
書誌事項
Wineinger NE, et al. Identification Of Paroxysmal Atrial Fibrillation
Subtypes In Over 13,000 Individuals. Heart Rhythm. 2019;16:26–30
試験・研究デザイン
iRhythm社データベースから得られたLongitudinal Dataを用いたレトロスペ
18