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資料1-2 早期導入を要望する医療機器等に関する要望書【No.2022-1】 (20 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_34023.html |
出典情報 | 医療ニーズの高い医療機器等の早期導入に関する検討会(第36回 7/7)《厚生労働省》 |
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(別添様式1)
•
30 秒以上の AF/AFL は、Zio 診断システムでは 6%、ホルター心電計
では 0%、イベントモニターでは 3%で認められた(p=0.04)。
•
非持続性心室頻拍は、Zio 診断システムでは 24%、ホルター心電計で
は 8%(p<0.001)
、イベントモニターでは 4%(p<0.001)で確認さ
れた。
•
アウトカムやリソース利用において、モニタリング戦略間の有意差は
認められなかった。しかし,14 日間 Zio 診断システムまたは 30 日間
イベントモニターによる長期モニタリングは,新しい AF/AFL の検出
において 24 時間ホルター心電計より優れていたが,両者に差はなか
った。
•
Zio 診断システムは、24 時間ホルター心電計及び 30 日間イベントモ
ニターと比較して、非持続性心室頻拍がより頻繁に記録されたが、有
害な結果や過剰な資源利用の明らかなリスクの増加はなかった。
(論文 41)
書誌事項
Gladstone DJ et al. Screening For Atrial Fibrillation In The Older
Population: A Randomized Clinical Trial. JAMA Cardiol. 2021;6:558–
567.
試験・研究デザイン
多施設共同無作為化前向き臨床試験
対象
48 のプライマリケア診療所の 75 歳以上の高血圧で心房細動の既往のない
患者 856 人
目的
•
主要目的
Zio 診断システムと標準治療の併用(スクリーニング群)
を、標準治療単独(対照群)と比較して評価すること。 標準治療
は、ルーチンの臨床フォローアップとベースラインと 6 ヶ月の脈拍チ
ェックと心臓の聴診から構成されている。
•
副次的な目的
心房細動の発見が経口抗凝固療法(OAC)治療につな
がったかどうかを評価すること。
•
副次的な目的
スクリーニング群において、心房細動スクリーニング
のための自動家庭血圧計を評価すること。
結果
•
Zioモニターの装着期間中央値は27.4日(IQR18.4-28.0日)であっ
た。
•
一次解析では、スクリーニング群434人中23人(5.3%)に対して対照
群422人中2人(0.5%)で心房細動が検出された(相対リスク、11.2;
95%CI、2.7-47.1; p=0.001; 絶対差、 4.8; 95%CI、2.6-7.0%; p<
0.001; スクリーニング必要数、21人)。
•
Zio診断システムで心房細動が検出された患者のうち、心房細動の総時
間中央値は6.3時間(IQR, 4.2-14.0 時間、範囲 1.3 時間-28 日)
、最
長の心房細動エピソードの時間中央値は 5.7 時間(IQR, 2.9-12.9 時
間)であった。
•
Zio診断システムで心房細動が検出された20例中15例(75.0%)で抗凝
固療法が開始された。
20
•
30 秒以上の AF/AFL は、Zio 診断システムでは 6%、ホルター心電計
では 0%、イベントモニターでは 3%で認められた(p=0.04)。
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非持続性心室頻拍は、Zio 診断システムでは 24%、ホルター心電計で
は 8%(p<0.001)
、イベントモニターでは 4%(p<0.001)で確認さ
れた。
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アウトカムやリソース利用において、モニタリング戦略間の有意差は
認められなかった。しかし,14 日間 Zio 診断システムまたは 30 日間
イベントモニターによる長期モニタリングは,新しい AF/AFL の検出
において 24 時間ホルター心電計より優れていたが,両者に差はなか
った。
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Zio 診断システムは、24 時間ホルター心電計及び 30 日間イベントモ
ニターと比較して、非持続性心室頻拍がより頻繁に記録されたが、有
害な結果や過剰な資源利用の明らかなリスクの増加はなかった。
(論文 41)
書誌事項
Gladstone DJ et al. Screening For Atrial Fibrillation In The Older
Population: A Randomized Clinical Trial. JAMA Cardiol. 2021;6:558–
567.
試験・研究デザイン
多施設共同無作為化前向き臨床試験
対象
48 のプライマリケア診療所の 75 歳以上の高血圧で心房細動の既往のない
患者 856 人
目的
•
主要目的
Zio 診断システムと標準治療の併用(スクリーニング群)
を、標準治療単独(対照群)と比較して評価すること。 標準治療
は、ルーチンの臨床フォローアップとベースラインと 6 ヶ月の脈拍チ
ェックと心臓の聴診から構成されている。
•
副次的な目的
心房細動の発見が経口抗凝固療法(OAC)治療につな
がったかどうかを評価すること。
•
副次的な目的
スクリーニング群において、心房細動スクリーニング
のための自動家庭血圧計を評価すること。
結果
•
Zioモニターの装着期間中央値は27.4日(IQR18.4-28.0日)であっ
た。
•
一次解析では、スクリーニング群434人中23人(5.3%)に対して対照
群422人中2人(0.5%)で心房細動が検出された(相対リスク、11.2;
95%CI、2.7-47.1; p=0.001; 絶対差、 4.8; 95%CI、2.6-7.0%; p<
0.001; スクリーニング必要数、21人)。
•
Zio診断システムで心房細動が検出された患者のうち、心房細動の総時
間中央値は6.3時間(IQR, 4.2-14.0 時間、範囲 1.3 時間-28 日)
、最
長の心房細動エピソードの時間中央値は 5.7 時間(IQR, 2.9-12.9 時
間)であった。
•
Zio診断システムで心房細動が検出された20例中15例(75.0%)で抗凝
固療法が開始された。
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