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資料1-2 早期導入を要望する医療機器等に関する要望書【No.2022-1】 (23 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_34023.html
出典情報 医療ニーズの高い医療機器等の早期導入に関する検討会(第36回 7/7)《厚生労働省》
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(別添様式1)


確定診断に至ったと判断した医師は、Zio 診断システムで 90%
(92/102)だったのに対しホルター心電計では 64%(65/102)であっ
た。

(論文 44)
書誌事項

Rosenberg, M., et al. Use of a Noninvasive Continuous Monitoring Device in the
Management of Atrial Fibrillation: A Pilot Study. Pacing and Clinical
Electrophysiology. 2013 Mar;36(3):328-33.

試験・研究デザイン

前向き試験

対象

発作性心房細動患者 74 例がそれぞれホルター心電計を 24 時間、Zio XT モ
ニターを平均 10.8 日間装着した。

目的

外来患者の携帯型心電モニタリングは、発作性心房細動患者の管理の日常的
な一部である。既存のシステムは患者の利便性、実用性の点で制約がある。
単回使用、非侵襲、防水、長時間連続モニタリングパッチの Zio XT モニタ
ーを 24 時間ホルター心電計と比較した。

結果



Zio 診断システムによるモニタリング実施後、新たに 18 例の被験者に心
房細動イベントが特定され(p<0.0001)
、21 例では記録される心房細動
パターン(持続性または発作性)が変化した。

ホルター心電計による診断(24 時間)



Zio 診断システムによる診断(11 日間)

ホルター心電計と比較して、Zio モニターの処方後、医師は心房細動患
者の 28%において臨床管理を変更した(抗不整脈薬の変更、ペースメー
カー留置、房室接合部アブレーション、肺静脈隔離術、カルディオバー
ジョン)




正確な検出とより高い診断率により、医師はより迅速に患者にとって適
切な治療オプションを提供することができる。

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