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全国自治体病院協議会 令和6年度 社会保険診療報酬に関する改正・新設要望書 (27 ページ)
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出典情報 | 令和6年度社会保険診療報酬に関する改定・新設要望書(6/22)《全国自治体病院協議会》 |
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出来高 改正要望
NO
要望部 改正・ 点数表区分 要望項目
門
新設
区分
45
栄養
改正
B001
現行
栄養食事指導算定病 糖尿病、腎臓病、肝臓病、
名の拡大
膵臓病、脂質異常症、高度
肥満食(肥満度+40%または
BMI30以上)がん、摂食嚥
下障害、てんかん食等
要望
要望理由
慢性閉塞性肺疾患(COPD)、イレウ 慢性閉塞性肺疾患(COPD)の患者は、低栄養
ス、胃瘻食(重症心身障害児)、閉 状態に陥りやすいうえに予後不良となりやす
鎖性黄疸が認められない胆石症患 い。
者の脂肪制限指導を算定病名に追 がんの手術後は癒着性イレウスが起きやすく
加する
なり、食事療法を間違えると何度も入院を繰り
高度肥満については肥満度+30% 返す。患者の食習慣や普段の食事内容、咀嚼
またはBMI28以上に引き上げ
力等の聞き取りを行い、食事管理を行うことで
イレウス再発予防でき、再入院を避けるために
も栄養指導は必須と考える。
胃瘻食については、注入できる形態であるミキ
サー食の調整や栄養管理には十分な指導を必
要とすることや、ミキサー食の導入により、医薬
品経腸栄養剤からの移行も視野に入れること
ができるうえに、在宅でより良い管理が行える
等メリットは大きい。医療ケア児支援法の制定
に伴い、重症心身障害児への栄養管理を充実
させる責務がある。
閉塞性黄疸は胆石が胆管に落下した場合に起
きる症状であり、発熱、腹痛、黄疸が症状として
認められる。内科入院しERCPにて胆石除去後
も
胆のうや肝内胆管に胆泥・胆石が認められる
為、一旦退院し再入院後に消化器外科にて外
科手術にて胆嚢摘出が行われる。この1~2ヶ
月の期間は、胆石が胆管へ落下しないよう脂
肪制限食を摂取していただくため、黄疸が認め
られない患者に対しての栄養指導が必要とな
り、新規対象病名として要望する。
2019年「国民健康・栄養調査」によると、成人の
肥満は2013年から有意に増加し、特に50代男
性では、約40%がBMI25以上となっている。高
度肥満は予防的見地および、動機付けからも
対象を引き下げ、早期介入することが生活習
慣病予防対策としても有効である。
これらの病態では、栄養指導による状態改善を
行うことで、医療資源抑制が可能と思われるた
め、栄養食指導料の算定を要望する。
25
必要な機器・材 医師
料とその価格等
看護
師
その
他
所要
時間
NO
要望部 改正・ 点数表区分 要望項目
門
新設
区分
45
栄養
改正
B001
現行
栄養食事指導算定病 糖尿病、腎臓病、肝臓病、
名の拡大
膵臓病、脂質異常症、高度
肥満食(肥満度+40%または
BMI30以上)がん、摂食嚥
下障害、てんかん食等
要望
要望理由
慢性閉塞性肺疾患(COPD)、イレウ 慢性閉塞性肺疾患(COPD)の患者は、低栄養
ス、胃瘻食(重症心身障害児)、閉 状態に陥りやすいうえに予後不良となりやす
鎖性黄疸が認められない胆石症患 い。
者の脂肪制限指導を算定病名に追 がんの手術後は癒着性イレウスが起きやすく
加する
なり、食事療法を間違えると何度も入院を繰り
高度肥満については肥満度+30% 返す。患者の食習慣や普段の食事内容、咀嚼
またはBMI28以上に引き上げ
力等の聞き取りを行い、食事管理を行うことで
イレウス再発予防でき、再入院を避けるために
も栄養指導は必須と考える。
胃瘻食については、注入できる形態であるミキ
サー食の調整や栄養管理には十分な指導を必
要とすることや、ミキサー食の導入により、医薬
品経腸栄養剤からの移行も視野に入れること
ができるうえに、在宅でより良い管理が行える
等メリットは大きい。医療ケア児支援法の制定
に伴い、重症心身障害児への栄養管理を充実
させる責務がある。
閉塞性黄疸は胆石が胆管に落下した場合に起
きる症状であり、発熱、腹痛、黄疸が症状として
認められる。内科入院しERCPにて胆石除去後
も
胆のうや肝内胆管に胆泥・胆石が認められる
為、一旦退院し再入院後に消化器外科にて外
科手術にて胆嚢摘出が行われる。この1~2ヶ
月の期間は、胆石が胆管へ落下しないよう脂
肪制限食を摂取していただくため、黄疸が認め
られない患者に対しての栄養指導が必要とな
り、新規対象病名として要望する。
2019年「国民健康・栄養調査」によると、成人の
肥満は2013年から有意に増加し、特に50代男
性では、約40%がBMI25以上となっている。高
度肥満は予防的見地および、動機付けからも
対象を引き下げ、早期介入することが生活習
慣病予防対策としても有効である。
これらの病態では、栄養指導による状態改善を
行うことで、医療資源抑制が可能と思われるた
め、栄養食指導料の算定を要望する。
25
必要な機器・材 医師
料とその価格等
看護
師
その
他
所要
時間