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全国自治体病院協議会 令和6年度 社会保険診療報酬に関する改正・新設要望書 (5 ページ)

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出典情報 令和6年度社会保険診療報酬に関する改定・新設要望書(6/22)《全国自治体病院協議会》
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出来高 重点要望
重点

NO

要望部 改正・ 点数表区分 要望項目

新設
区分



1

医師

改正

A000
A001
A002

現行

同日複数科受診に対 初診料
する初・再診料の見 1科目 282点
直し
2科目 141点
3科目 0点
再診料(外来診療料)
1科目 72点(73点)
2科目 36点(36点)





2

3

医師

医師

改正

改正

A234-2

A308-3

要望

要望理由

同日複数科受診に対する初・再診 2023年度より紹介受診重点医療重機関が認定され
料の算定を最大2科から3-4科まで ることになるが、それらの医療機関では抗悪性腫瘍
拡大することを要望する。
剤の治療をすることが多くなると考えられる。近年の
抗悪性腫瘍剤とくに分子標的薬、免疫チェックポイン
ト阻害薬などは、副作用が広範囲にわたり、複数診
療科の専門医師が管理する必要がある。また、人口
減少がすすむ地方においては、医科診療所も減少し
ている現状があり、その場合、地域密着型の病院が
複数の疾患を診察する必要が発生している。それぞ
れ専門の医師が診療治療に当たることになる。その
ため、同日複数科受診に対する初・再診料の算定を
最大2科から3-4科まで拡大することを要望する。

感染対策向上加算2 現在感染対策向上加算2の 感染対策向上加算の専任要件の
の要件見直し
施設基準には、専任の常 緩和を要望する。
勤医師、専任の看護師、専
任の薬剤師、専任の検査
技師の配置、感染対策部
門の設置が必要となってい
る。

地域包括ケア病棟入 入院料に包括
院料の包括項目の緩
和、入院中の医療の
質の評価

必要な機 医師 看護 その
器・材料と


その価格等

中規模病院において感染症を扱う専任医師、病院薬
剤師の確保が難しい中で専任の薬剤師を確保する
のは困難である。
新型コロナウイルス感染症蔓延において明らかに
なったことであるが、感染対策が充分でないために、
患者を収容することができないと判断した医療機関
が数多くあった。感染対策向上加算の専任要件を緩
和し、感染対策に対する意識を高め、研修を課すこと
により、今回の新型コロナウイルス感染症対応で起
こったような事象を回避し、第8次医療計画の6事業
目に追加される新興感染症に対応できる医療機関を
増やすことが必要と感じる。そのため、感染対策向上
加算の専任要件の緩和を要望する。

栄養サポートチーム加算、病棟薬 前回令和4年度診療報酬改定において、入院経路に
剤業務実施加算、退院時共同指導 関する実績要件での減算等の措置が追加されたが、
料2、介護支援連携指導料、診療 入院経路ではなく、入院中の医療の質に対する評価
情報提供料を包括から除外する。 が大切と考えられる。薬剤師・MSW・ケアマネー
ジャー・栄養師等多職種参加を推進することでタスク
シフトと地域密着型機能の充実を図る。包括事項の
多い現行では退院支援等を密に実施し30日で退院
するよりも手薄な退院支援等で60日入院した場合の
方が運用収益が上がる仕組みになっており、地域包
括ケア病棟の退院支援等の質が正当に評価されて
いない。

3

専任要件の緩和

所要
時間