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総-2○令和6年度診療報酬改定に向けたこれまでの議論について (11 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00203.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第553回 8/30)《厚生労働省》
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関・介護サービス・障害福祉サービス等との連携が可能であると安心した診療
を受けることができる。どの診療機関でも同じ対応ができること、どこにかか
ればこのような対応が可能なのか、判断できる実績を含めた情報を患者が把握
できるような状況にすべき。
○ 令和6年度改定に向けて、医療法とも整合する形の体系的な見直しを行うべき。
○ 医療と介護(医師と介護支援専門員)との連携を、かかりつけ医に関する評価の
要件とすることも考えられる。
○ 医療法改正により、患者が希望する場合、かかりつけ医機能として提供する医
療内容の書面交付が令和7年4月から施行となる。生活習慣病管理料の療養計
画書と内容・役割が重なってくることも考えられる。医療DXを推進する中で、
より効率的な情報共有の方法について整理することが必要。特定疾患療養管理
料についても計画書の作成について議論すべきではないか。
○ 連携はかかりつけ医機能の重要な要素であるため、輪番制を含めて、時間外の
対応を進めるべき。
○ かかりつけ薬剤師・薬局は、かかりつけ医と密に連携しながら、調剤、服薬指導、
及び地域への医薬品の供給をしっかりと担っていくことが重要。
(生活習慣病対策)
○ 医科歯科連携による治療効果の改善がエビデンスとしても示されて、こうした
連携を深めていくべき。
○ 生活習慣病の管理をどういった形で評価していくのか、特定疾患療養管理料と
生活習慣病管理料の対象となっている患者像を分析し、議論を深めていく必要
がある。
「計画的な管理」を評価している地域包括診療加算と特定疾患療養管理
料が併算定できることも踏まえ、単純に加算を新設するといった発想ではなく、
既存のかかりつけ医機能の評価について体系的に整理すべき。
(外来機能の分化の推進)
○ 外来医療の需要が 2040 年に向けて減っていくが、基幹病院に最初から受診して
しまう患者がまだ多い。紹介受診重点医療機関を広げていくことが重要で、診
療所についても特徴を出し、連携体制を構築していくことが重要。
○ 拠点病院の外来診療のボリューム、また働き方改革の観点では夜間・休日の外
来のボリュームを把握すべき。
(オンライン診療)
○ オンライン診療については質と安全性の確保、患者のプライバシー等がしっか
りなされているかが重要。
○ 不適切なオンライン診療を防ぐため、令和5年3月にオンライン診療の適切な
実施に関する指針が一部改定されたところ。安全性、必要性、有効性の視点か
ら、学会のガイドライン等を踏まえて、適切な診療を実施しなければならない
ことや、ホームページや院内掲示等において、指針を遵守した上で実施してい
る旨を公表することなどが追加されたため、これらが遵守されているのかどう
かも評価する際の重要な視点となる。
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