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総-2○令和6年度診療報酬改定に向けたこれまでの議論について (31 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00203.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第553回 8/30)《厚生労働省》 |
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衛生士による実地指導の評価も含め、診療報酬のあり方について、どのように考
えるか。また、障害者等の歯科診療を行う上で配慮を要する患者に対する評価に
ついて、どのように考えるか。
○ 新型コロナウイルス感染症の拡大時の臨時的な取扱いにおける実施状況等を踏
まえ、電話や情報通信機器を用いた歯科診療の評価について、どのように考える
か。
○ 生活の質に配慮した歯科医療の提供等を推進する観点から、歯科固有の技術の評
価について、どのように考えるか。
【主な意見】
(かかりつけ歯科医や病院における歯科医療等、歯科医療機関の機能・役割について)
○ ライフコースに応じた歯科疾患の重症化予防や地域包括ケアシステムにおける
連携などが重要であり、かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所にはこれらの
役割が求められている。一方で、患者にとっては、かかりつけ歯科医機能強化型
歯科診療所とそれ以外の歯科診療所の違いが分かりにくいという指摘もあり、
かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所がどのような役割を担うべきか考える
必要がある。
○ 歯科医療機関の機能分化や連携を適切にすすめ、地域の状況に応じた歯科医療
提供体制を構築するためにも、在宅歯科医療、医療安全や院内感染対策等、関連
する施設基準を整理・検討すべき。
○ 回復期病院や慢性期病院において、口腔と栄養の管理が一体的に行われること
は、誤嚥性肺炎や低栄養の予防の観点から重要であり、地域の歯科診療所との
連携も含め、リハ・口腔・栄養の一体的な取組を進めるべき。
○ 歯科訪問診療を実施している患者に対して侵襲性の高い治療や専門性の高い歯
科治療が必要となった場合、病院における歯科での全身管理下での治療が必要
になることもある。病院歯科が、地域の歯科診療所の後方支援として歯科訪問
診療や入院での歯科治療の受け入れ等、地域の状況に応じた役割を果たすこと
を推進するため、病院における歯科の機能についても適切に評価すべき。
(医科歯科連携をはじめとした連携について)
○ がん患者等への周術期等口腔機能管理は増加してきたが、周術期だけではなく、
脳血管疾患等により入院が長期になる患者の口腔・栄養管理も重要。
○ 医科との連携や介護との連携が進んでいない要因を丁寧に分析した上で、連携
を進めるために必要な見直しを行うべき。
○ 糖尿病における医科歯科連携や各種薬剤の副作用等に関する医歯薬連携も更に
進めるべき。薬により口腔に影響があるものもあり、歯科治療を行う際に注意
を要する医薬品などの情報連携は非常に有効である。歯薬連携の在り方につい
て、現場での連携が進むよう検討すべき。
(安心で安全な歯科医療について)
○ 各種施設基準において、医療安全と感染対策に係る要件が位置づけられており、
これらの感染対策を今後も継続することは重要。
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えるか。また、障害者等の歯科診療を行う上で配慮を要する患者に対する評価に
ついて、どのように考えるか。
○ 新型コロナウイルス感染症の拡大時の臨時的な取扱いにおける実施状況等を踏
まえ、電話や情報通信機器を用いた歯科診療の評価について、どのように考える
か。
○ 生活の質に配慮した歯科医療の提供等を推進する観点から、歯科固有の技術の評
価について、どのように考えるか。
【主な意見】
(かかりつけ歯科医や病院における歯科医療等、歯科医療機関の機能・役割について)
○ ライフコースに応じた歯科疾患の重症化予防や地域包括ケアシステムにおける
連携などが重要であり、かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所にはこれらの
役割が求められている。一方で、患者にとっては、かかりつけ歯科医機能強化型
歯科診療所とそれ以外の歯科診療所の違いが分かりにくいという指摘もあり、
かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所がどのような役割を担うべきか考える
必要がある。
○ 歯科医療機関の機能分化や連携を適切にすすめ、地域の状況に応じた歯科医療
提供体制を構築するためにも、在宅歯科医療、医療安全や院内感染対策等、関連
する施設基準を整理・検討すべき。
○ 回復期病院や慢性期病院において、口腔と栄養の管理が一体的に行われること
は、誤嚥性肺炎や低栄養の予防の観点から重要であり、地域の歯科診療所との
連携も含め、リハ・口腔・栄養の一体的な取組を進めるべき。
○ 歯科訪問診療を実施している患者に対して侵襲性の高い治療や専門性の高い歯
科治療が必要となった場合、病院における歯科での全身管理下での治療が必要
になることもある。病院歯科が、地域の歯科診療所の後方支援として歯科訪問
診療や入院での歯科治療の受け入れ等、地域の状況に応じた役割を果たすこと
を推進するため、病院における歯科の機能についても適切に評価すべき。
(医科歯科連携をはじめとした連携について)
○ がん患者等への周術期等口腔機能管理は増加してきたが、周術期だけではなく、
脳血管疾患等により入院が長期になる患者の口腔・栄養管理も重要。
○ 医科との連携や介護との連携が進んでいない要因を丁寧に分析した上で、連携
を進めるために必要な見直しを行うべき。
○ 糖尿病における医科歯科連携や各種薬剤の副作用等に関する医歯薬連携も更に
進めるべき。薬により口腔に影響があるものもあり、歯科治療を行う際に注意
を要する医薬品などの情報連携は非常に有効である。歯薬連携の在り方につい
て、現場での連携が進むよう検討すべき。
(安心で安全な歯科医療について)
○ 各種施設基準において、医療安全と感染対策に係る要件が位置づけられており、
これらの感染対策を今後も継続することは重要。
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