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総-4○個別事項(その2)について (69 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00218.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第559回 10/18)《厚生労働省》
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血栓回収療法を実施可能な病院がない二次医療圏における血栓回収療法の適応判断及び転院搬送の現状
○ 血栓回収療法を実施可能な医療機関のない二次医療圏に所在する医療機関において、他の二次医療圏に所在する基
幹施設と画像の共有等はせずに血栓回収の適応判断を行い血栓回収療法の実施目的に基幹施設に二次搬送を行った
症例のうち2割は、血栓回収療法の適応がなかったとの報告がある。
<水俣市立総合医療センターにおける血栓回収療法のための転院搬送の状況>
• 水俣市立総合医療センターでは、芦北医療圏の患者のほか、鹿児島県の医師少数区域にある出水医療圏や姶良・伊佐医療圏からも脳卒中
患者を一部受入。
• 同院の所在する二次医療圏では血栓回収療法は実施できないため、当該治療が必要な際には、熊本市内や八代市内へ搬送。
• 血栓回収療法の適応について相談する際は、画像参照を含む情報通信機器を用いた相談ではなく、電話による口頭での適応相談を実施。

水俣市立総合医療センター脳神経内科
における入院患者

転院先での血栓回収療法の実施有無

(2020年4月~2022年12月)
血栓回収療法のため紹介搬送
26名(急性期脳梗塞全体の6%)

その他
233名
急性期脳梗塞
401名 (63%)
⇒32名(8%)にrt-PA療法を実施

出典:水俣市立総合医療センター提供資料

血栓回収療法の適応なし
6名 (23%)

血栓回収療法を実施
20名 (77%)

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