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総-4○個別事項(その2)について (70 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00218.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第559回 10/18)《厚生労働省》 |
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血栓回収療法を行うための病院間連携に係る情報通信機器の有効性を検証した研究
○ 情報通信機器を用いた病院間連携を行うことにより、血栓回収療法が必要な患者について、基幹施設に到着するまでの
時間が短縮するとともに、治療後の転帰良好例が増加したとの報告がある。
ICTのリアルタイム性を生かした医師対医師による遠隔医療の効果に関する調査研究
【解析結果】(抜粋)
○ 血栓回収療法のみを行った症例(35例)のう
ち「発症から自施設到着までの時間」が8時
間以上(7例)と以下(28例)の症例で、脳卒中
30日後転帰(mRS)を比較したところ、どちら
の時間帯においても、ICT使用の方が非使用
に比して良好であった(8時間以上:2.7対4.8、
8時間以内:3.6対4.6)。
○ モバイルICTを「前病院から使用」している場
合では、「自施設内のみで使用」している場合
に比べて、「使用に関係した自施設各医療従
事者」および「治療に関係した自施設各医療
従事者」は多い(使用:4.1±1.3人 対 1±0人、
治療:6.1±0.7人 対 5±0人)が、「発症から自
施設到着までの時間」は短くなっていた
(265±90分 対 716±120分)。
【出典】平成30年度総務省事業「ICTのリアルタイム性を生かした医師対医師による遠隔医療の効果に関する調査研究」報告書
70
○ 情報通信機器を用いた病院間連携を行うことにより、血栓回収療法が必要な患者について、基幹施設に到着するまでの
時間が短縮するとともに、治療後の転帰良好例が増加したとの報告がある。
ICTのリアルタイム性を生かした医師対医師による遠隔医療の効果に関する調査研究
【解析結果】(抜粋)
○ 血栓回収療法のみを行った症例(35例)のう
ち「発症から自施設到着までの時間」が8時
間以上(7例)と以下(28例)の症例で、脳卒中
30日後転帰(mRS)を比較したところ、どちら
の時間帯においても、ICT使用の方が非使用
に比して良好であった(8時間以上:2.7対4.8、
8時間以内:3.6対4.6)。
○ モバイルICTを「前病院から使用」している場
合では、「自施設内のみで使用」している場合
に比べて、「使用に関係した自施設各医療従
事者」および「治療に関係した自施設各医療
従事者」は多い(使用:4.1±1.3人 対 1±0人、
治療:6.1±0.7人 対 5±0人)が、「発症から自
施設到着までの時間」は短くなっていた
(265±90分 対 716±120分)。
【出典】平成30年度総務省事業「ICTのリアルタイム性を生かした医師対医師による遠隔医療の効果に関する調査研究」報告書
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