2023年 病院看護実態調査 報告書 (55 ページ)
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出典情報 | 2023年 病院看護実態調査 報告書(3/29)《日本看護協会》 |
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(2)タスク・シフト/シェアに関する取組み状況
タスク・シフト/シェアに関する取組み状況は、「既に取組みを開始している」が
61.1%で最も多く、次いで「取組みも検討もしていない」が 17.3%、
「検討には着手した
が、まだ取組んではいない」が 16.9%であった。
表 73
タスク・シフト/シェアに関する取組み状況
既に取組みを開始している
検討には着手したが、まだ取組んではいない
取組みも検討もしていない
分からない
無回答・不明
計
※
件数
2,260
626
640
136
37
3,699
割合
61.1%
16.9%
17.3%
3.7%
1.0%
100.0%
本調査では「タスク・シフト/シェア」を「従来、ある職種が担っていた
業務を他職種に移管すること又は他職種と共同化すること」と定義した
(3)医師から看護師へのタスク・シフト/シェア
タスク・シフト/シェアに関する取組みを既に開始している病院に、医師から看護師
へのタスク・シフト/シェアを実施して看護師が行うようになった業務を複数回答で
たずねたところ、
「注射、採血、静脈路の確保等」が 76.0%で最も多く、次いで「診察
前の情報収集」が 59.5%であった。
表 74
看護師がタスク・シフト/シェアを実施して行うようになった業務
(複数回答、n=2,260)
件数
割合
特定行為(38 行為 21 区分のすべてまたはその一部)の実施
828
36.6%
事前に取り決めたプロトコールに基づく薬剤の投与、採血・検査の実施
844
37.3%
救急外来における医師の事前の指示や事前に取り決めたプロトコールに
基づく採血・検査の実施
391
17.3%
血管造影・画像下治療(IVR)の介助
328
14.5%
1,718
76.0%
727
32.2%
1,345
59.5%
その他
88
3.9%
どれも行っていない
162
7.2%
無回答・不明
12
0.5%
注射、採血、静脈路の確保等
カテーテルの留置、抜去等の各種処置行為
診察前の情報収集
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