日本看護協会調査研究報告

No.100 2024

（3）分娩件数
1 件以上の分娩を行っている病院における前年度（2022 年度）の分娩取り扱い件数
は、
「100～299 件」の病院が 35.2%で最も多く、次いで「300～499 件」が 26.9%、
「500
～999 件」が 24.5%であった。平均は 416.8 件であった。
そのうち、経膣分娩は「100～299 件」の病院が 49.8%で最も多く、平均は 278.4 件で
あった。帝王切開は「99 件以下」の病院が 48.1%で最も多く、平均は 135.5 件であっ
た。
また、無痛分娩は平均 35.3 件、中央値 0 件。器械分娩（吸引・鉗子）は平均 36.3 件、
中央値 21 件であった。
表 94

分娩取り扱い件数（分娩 1 件以上）

分娩取り扱い件数
全体
件数

割合
8.7%
35.2%
26.9%
24.5%
4.7%
0.0%
100.0%

99 件以下
100～299 件
300～499 件
500～999 件
1,000 件以上
無回答・不明
計

50
203
155
141
27
0
576

回答病院数
平均

576 施設
416.8 件

表 95

経膣分娩
件数

割合
16.1%
49.8%
21.2%
9.5%
1.9%
1.4%
100.0%

93
287
122
55
11
8
576

帝王切開
件数
277
240
42
8
1
8
576

568 施設
278.4 件

568 施設
135.5 件

無痛分娩件数・器械分娩件数
回答
病院数

平均

中央値

無痛分娩

546

35.3 件

0件

器械分娩（吸引・鉗子）

537

36.3 件

21 件

※

割合
48.1%
41.7%
7.3%
1.4%
0.2%
1.4%
100.0%

無痛分娩かつ器械分娩の場合は双方に計上

（4）年間延べ正常新生児数
前年度（2022 年度）の年間延べ正常新生児数は、平均 1,731 件であった。
表 96

年間延べ正常新生児数
回答
病院数

年間延べ正常新生児数
※

572

平均

中央値

1,731 件

1,267 件

1 人の正常新生児が 4 日間入院していた場合は、延べ 4 件と計上

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