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【資料1-2-2】サーベイランスに関するガイドライン[680KB] (24 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41225.html
出典情報 厚生科学審議会 感染症部会(第87回 7/17)《厚生労働省》
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第3章 初動期の対応



厚生労働科学研究において、全死因及び死因別の超過死亡及び過
少死亡の有無とその推移を算出し、その結果を公表する。

(5)病原体の動向把握
ア. 病原体ゲノムサーベイランス
➢ 初動期に想定される対応
検体提供医療機関や検体提出数の拡大を検討する。新型インフルエ
ンザの場合には、インフルエンザのウイルスサーベイランスを継続す
る。新型コロナウイルスの場合には、コロナウイルスゲノムサーベイ
ランス及び治療薬の効果及びウイルスゲノム変異によるアミノ酸置換
の状況等を評価する。
 国は、JIHS と連携し、感染症法第 15 条に基づく疫学調査の一環と
して自治体に検体提出を依頼し、JIHS においてゲノム解析を実施す
るとともに、速やかに把握し、公衆衛生上、迅速な情報提供や対応
の必要性を判断する。
 なお、新型インフルエンザ、新型コロナ、他の病原体のゲノム解
析については、自治体(地方衛生研究所等)でのゲノム解析の体制
整備及び実施を進め、全都道府県でゲノム解析を開始する。ゲノム
解析の結果は地方衛生研究所等が集約し、定められたシステムに入
力するとともに、都道府県等に共有する。


治療薬の効果に影響を及ぼす可能性があるウイルスゲノム変異に
よるアミノ酸置換について評価するため、定期的に知見28をとりまと
める。

(6)ワンヘルス・アプローチ
ア. 家きんや豚及び野生動物が保有するインフルエンザウイルスサーベイ
ランス
➢ 初動期に想定される対応
準備期に引き続き実施する。
4.感染症のリスク評価に基づく体制強化、感染症対策の判断及び実施
国及び JIHS は、疫学調査の結果や学術論文、外国政府や国際機関の報告
等により得られた情報に基づき、感染症の特徴や病原体の性状(病原性、
感染性、薬剤感受性等)について分析を行うとともに、これらのリスク評
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JIHS は、
「新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に対する治療薬の効果に影響を及ぼす可能性があるウイ
ルスゲノム変異によるアミノ酸置換について」にまとめ、公表。

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