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【資料1-2-2】サーベイランスに関するガイドライン[680KB] (8 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41225.html
出典情報 厚生科学審議会 感染症部会(第87回 7/17)《厚生労働省》
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第2章 準備期の対応

定義の作成、情報提供・共有内容の検討・確立等の業務に対応できる業務
手順や役割分担を平時からあらかじめ整理し、必要な体制を整備する。
ⅴ)国、都道府県等及び JIHS は、感染症危機対応時は、業務量が大幅に増加
することから、平時から必要となる体制や役割分担を確認し、速やかに体
制を拡大できるよう準備を行う。
ⅵ)国及び JIHS は、平時から都道府県等への技術的な指導・支援や人材育成
を実施するとともに、訓練等を通じて有事における都道府県等のサーベイ
ランスの実施体制について評価・検証を行う。
ⅶ)国及び JIHS は、都道府県等と連携し、有事において迅速に動員できるよ
う、平時から、感染症危機に対応できる高度な専門性や経験を有し、分野
横断的な調整能力を有するリーダーシップ人材を育成する体制8を整備する。
3.平時から行うサーベイランス
(1)感染症発生の探知
ア. 入国者サーベイランス
➢ 目的
海外から流入が懸念される感染症の病原体等の発生と動向を把握す
ることを目的とする。
➢ 実施方法
検疫所は、発熱等の症状のある入国者のうち、協力が得られる者を
対象に検体を採取する。採取した検体を活用し、JIHS 等において、主
な感染症の検査やゲノム解析を実施する。
➢ 実施時期
通年
➢ 公表
月報
イ. インフルエンザ様疾患発生報告(学校サーベイランス)
➢ 目的
インフルエンザ 9による学校休業の実施状況を調査することにより、
感染が拡大しやすい集団生活の場においていち早く流行のきっかけを
捉え、必要な対策を講じる。

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国が、感染症危機対応時において、感染症等に係る予防及び医療等に関し人材の育成及び資質の向上を
図ることを目的に、実施している事業。
9
「新型インフルエンザ」と明記しているインフルエンザ以外、季節性インフルエンザを指す。以下同
じ。

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