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06 高等教育局主要事項 -令和7年度概算要求- (7 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/a_menu/yosan/r01/1420668_00002.html
出典情報 令和7年度文部科学省 概算要求等の発表資料一覧(8/29)《文部科学省》
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未来を先導する世界トップレベル⼤学院教育拠点創出事業 令和7年度要求・要望額 70億円
〜『徹底した国際拠点形成』と『徹底した産学連携教育』による博⼠⼈材育成強化〜

(新規)

現状・課題
 ⽣産年齢⼈⼝が減少する中、我が国が国際的な競争⼒の維持・向上を図るためには、⼀⼈⼀⼈
の⽣産性・価値創造性を⾼めるとともに、技術⾰新を⽣み出す⼈材の育成が不可⽋
 ⼤学院教育の国際性を⾼め、産業界と積極的に連携することによって、より多くの⾼度な博⼠⼈材
の育成・輩出を図り、「博⼠=研究者」というイメージを変⾰していくことが必要
 ⾼等教育全体の規模の適正化に伴い、研究⼤学は、学部から学内資源を⼤学院にシフトするなど
各⼤学のミッションを踏まえた⼤胆な変⾰が必要

事業内容
【⽬的】産業界及び国内外の教育研究機関と連携することで、世界トップレベルの⼤学院
教育を⾏う拠点※を形成する。
その際、 豊かな学識と国際性、⾼度な実践性を⾝に付けた博⼠⼈材を育成する機能を
⾼めるとともに、組織内の資源配分の⾒直し等により、質の⾼い博⼠⼈材の増加を図る。

世界トップレベル⼤学院教育拠点の取組のイメージ

※ 世界から優秀な学⽣・研究者を呼び込むことができ、産学連携や国際共同研究の環境が整い、世界⽔準の
学術や実務の最前線を知る教員からの教育・研究指導により博⼠⼈材を多数輩出できる⼤学院

【事業スキーム】

⽀援対象

 10-15年後の⼤学院教育の姿とそこに⾄るプロセス・具体的
取組等を⽰す『⼤学院改⾰ビジョン』を策定
 ディシプリンにとらわれない社会課題をテーマとした学位プログラム構築
を改⾰の推進⼒(Driver)としながら、ビジョンの実現に向けた
全学的改⾰の取組を⽀援

(総合型)研究科等を越えて変⾰を⽬指す総合⼤学における全学的な取組を対象
(特⾊型)⼀定程度の規模の博⼠課程を備える⼤学で強みや特⾊の伸⻑を⽬指す全学的な取組を対象

⼤学院改⾰
ビジョン

事業実施期間

① 徹底した国際拠点形成 ② 徹底した産学連携教育
③ 組織改⾰・推進体制等の基盤構築
の各要素を含み、それらを⼀体として実現する将来構想

 併せて、課題発⾒から成果発表までの研究指導の在り⽅を、組織的なマネジメントを
通じて検証し⾒直すことで、既存の研究科を含めて⼤学院教育の改善・充実を図る

令和7年〜令和13年(7年間)

件数・単価

(総合型) 10箇所×約6億円
(特⾊型) 4箇所×約3億円

交付先

⼤学院を設置する国公私⽴⼤学

事業成果
 豊かな学識と国際性、⾼度な実践性を⾝に付けた質の⾼い博⼠⼈材の輩出。
 徹底した国際化や産学連携による教育を通じた世界トップレベルの⼤学院教育拠点の形成。
 学内資源の⼤学院へのシフトなどを通じた⼤学院教育の基盤強化。
(担当︓⾼等教育局⾼等教育企画課)

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