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資料1-2-14診断基準等のアップデート案(第49回指定難病検討委員会資料) (39 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25626.html
出典情報 厚生科学審議会 疾病対策部会指定難病検討委員会(第49回 5/16)《厚生労働省》
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<診断基準>
Definite、Probable を対象とする。
タンジール病の診断基準
A.必須項目
1)血清 HDL コレステロールが 10mg25mg/dL 未満
2)血中アポ A-Ⅰ濃度 10mg20mg/dL 未満
3)以下の疾患を除外できる。
LCAT 欠損症、二次性低 HDL コレステロール血症
B.症状
1.オレンジ色の特徴的な扁桃腫大
2.肝腫大又は脾腫
3.角膜混濁
4.末梢神経障害
C 5. 動脈硬化性心血管病変
C. 鑑別診断
以下の疾患を鑑別する。
LCAT 欠損症、アポリポタンパク A-I 欠損症、二次性低 HDL コレステロール血症*1
*1

:外科手術後、肝障害(特に肝硬変や重症肝炎、回復期を含む)、全身性炎症疾患の急性期、がん等の消

耗性疾患など、過去 6 か月のプロブコールの内服歴、プロブコールとフィブラートの併用(プロブコール服用中止
後の処方も含む)
D.遺伝子検査

ABCA1 遺伝子変異の同定
<診断のカテゴリー>
上記ADefinite: 必須項目の 2 項目を全て満たす例のうち、Bの1項目以上を満たし、Cの鑑別すべき疾患を除
外し、D を満たすもの
Probable: 必須項目の 2 項目を全て満たす例のうち、Bの2項目以上を満たし、Cを認める例をタンジール病と
診断する。の鑑別すべき疾患を除外したもの

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