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資料4-3 機関評価結果及び対処方針 (24 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26761.html
出典情報 厚生科学審議会科学技術部会(第130回 7/14)《厚生労働省》
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評価委員会の指摘事項

各研究部の対処方針

◆ 最先端研究が評価されがちな状況において、微生物学の基本的知識、技術、考え

● 部内全体で若手部員にこれまでの経験からの知識や技術を継承するように努め

る。

方の重要性は現在および今後も変わらないと思われるので、これらの維持、継承に

ます。また、OBや外部専門家によるサポートの依頼を検討します。

も務めて欲しい。

③共同研究の状況、産学官の連携及び国際協力等


◆ 外部との交流海外との共同研究が1つのみとのこと、さらなる積極的な海外との共

● 海外での学会や委員会等を通じて共同研究の機会を持てるように努めます。

同研究が望まれる。

◆ 学との共同研究、各県のセンターや財団も含めた官との共同研究がなされており


● 企業との共同研究が行える研究事業に現在参加しておりませんが、今後、課題
を考えて実施することを検討します。なお、今回のコロナ対策で、複数の企業と共

評価できるが、産業界との連携をもう少し持った方が良いのではないか。

同研究が実施できましたので、引き続き継続的な発展を考えております。

(15)生化学部


① 研究、試験、調査及び人材養成等の状況と成果(厚労省の施策又は事業への貢
献を含む)




◆ 食品中の放射性物質の検出や遺伝子組換え食品、ゲノム編集食品まで幅広い研

● 部の名称については、医薬品から食品までをターゲットにしており、それらを適切

究がなされている。研究部・研究室の統廃合という歴史的な経緯はあるとはいえ、や

に表現できる名称は難しいを考えております。また、研究所としての判断も重要と

はり分子生物・生化学部とした方がよいのではないか?

なります。

②研究分野・課題の選定(厚労省の施策又は事業との関連性を含む。)
◆ キノコなどが含む自然毒については、これまで研究調査ときちんとしたデータベー

● 植物性自然毒のデータベースを、これまでの厚労省から生化学部内に構築して、

ス化が進められていなかった部分、経験則による非食・可食分別がなされている部

遺伝子検査法や形態的判別法に関する情報、中毒統計などを掲載してきました。

分が大きいので、ぜひこの部分については整理し進められていかれるようにされた

現在、情報の充実、利便性、地方各機関との連携を視野にデータベースを再構築

い。

中で、R4 年度前半には新たな形で公開したいと考えております。

◆ 環境、医薬品、食品等の安全に関する諸課題について、広く研究が推進されてお

● 人員が限られることもあり、医薬品、食品等の各課題について、厚労省、消費者
庁などと密に連携しながら必要な課題を選定して対応しています。

り、その対象に関して少し散漫な感がある。
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