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資料4-3 機関評価結果及び対処方針 (8 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26761.html
出典情報 厚生科学審議会科学技術部会(第130回 7/14)《厚生労働省》
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評価委員会の指摘事項

各研究部の対処方針
始しています。

③ 共同研究・民間資金の導入状況、産学官の連携及び国際協力等外部との交流
◆ 共同研究については今一歩か。国際共同研究が記載されていないのが寂しい。部



● 海外機関との協力として、薬局方やガイドライン等の技術検討を含めた国際調和

内を中心とする論文を狙うのは、個人と部の研究業績として重要だが、数を増やす

作業に参加するとともに、行政課題について FDA などとのデータ共有を行っていま

ためには企業との共同研究も進めるべき。また国際共同研究による研究業績は、昨

す。2020 年には研究者 1 名が NIH で1年間の海外研究を実施しました。今後は行

今、研究者の 1 つの重要な業績評価項目になっているので、これはぜひ進めてい

政対応と区分が可能な部分を中心に、国際共同研究としての論文報告を進めたい

くべき。

と思います。さらに効率的な研究成果のアウトプットに向けて、AMED(創薬基盤
等)研究で大学・企業との共同研究を強化します。共同研究先との適切な協力関係



を構築するためにも、部内での研究実施による水準向上とのバランスが重要と考
えております。



(2)生物薬品部
① 研究、試験、調査及び人材養成等の状況と成果(これらの厚労省の施策又は事業



への貢献を含む)
◆ エクソソーム、マイクロバイオーム等、日本での研究が世界に比べて遅れている分



野において、積極的に世界の情報を集めつつ、評価法の確立、或いはその前段階
の整理等を目指して欲しい。




◆ 大学の学生を指導されているが学部学生ではないかと思う。できれば実戦力とな

● エクソソーム製剤の品質評価法確立とガイドライン案の作成を目指した研究

に着手したところであり、不均一性を特徴とするこのようなモダリティに関して
も、積極的に国内外の情報を収集し、レギュラトリーサイエンス研究による開発
環境の整備を進めていきたいと考えております。
● 連携大学院等を活用して、博士課程の学生に来て頂けるように工夫して参りま
す。

る博士課程の学生を引き込むように努力されたい。
② 研究分野・課題の選定(厚労省の施策又は事業との関連性を含む)
◆ 新規モダリティ/新規製法で作られるバイオ医薬品の品質管理手法の確立に尽力

● 様々な改変抗体、融合タンパク質、エクソソーム等の新規モダリティ、ならびに、
新たな細胞基材や連続生産等の新規製法により製造されるバイオ医薬品の品質

していただきたい。

管理手法に関しまして、AMED 研究班での活動を中心に検討を行っておりますが、
基盤となる評価技術の確立に関しまして、官民共同研究における企業との連携も
含め、引き続き尽力して参りたいと存じます。
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