先進医療審査の事前照会事項に対する回答３

先進医療技術名：特発性大腿骨頭壊死症に対する自家濃縮骨髄液移植
2022 年 9 月 5 日
所属：順天堂大学医学部附属順天堂医院 整形外科
氏名：本間 康弘
（同意説明文書について）
１．5 頁の大腿骨内反骨切り術の説明文中に、「これまでの報告によると、平均 18 年の経過で、人工
股関節置換術を受けた患者は、10 年で約 12％、20 年で約 20％であったとされました。」と記載され
ていますが、この趣旨が分かりにくいです。この術式を受けた後に人工股関節置換術も受けなけれ
ばならなかった患者さんのことを説明する趣旨と思いますが、18 年、10 年、20 年が何を意味するか
を含め、より丁寧に分かり易く説明して下さい。また、人工股関節置換術の記載について５．の対応
をご検討ください。
また、タイトルの「大腿骨内反骨切り術」と、この術式を図示した図 2 の「大腿骨湾曲内反骨切り
術」が一致していないことが内容の不一致も示すものでなければ、図 2 についてもタイトルと一致させ
ないと、患者さんが混乱すると思いますのでご検討下さい。
【回答】
ご指摘、誠にありがとうございます。同意説明文書へより丁寧にわかり易く説明を追加しました。またタイ
トルと図２の不一致も修正いたしました。

２．6 頁の大腿骨頭回転骨切り術の説明文中にも、「これまでの報告によると、平均 14 年の経過で、
人工股関節全置換術を受けた患者は約 15％とされました。」と記載されていますが、これについても
上記同様分かりにくいので、同趣旨の説明をして下さい。
【回答】
ご指摘、誠にありがとうございます。同意説明文書を修正いたしました。

３．7 頁の除圧術についての説明が簡略過ぎて分かりにくいため、壊死部に穴を開ける目的とそれに
より期待される効果を付記して下さい。
【回答】
ご指摘、誠にありがとうございます。同意説明文書へ除圧術の目的と期待される効果を追記しました。

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