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別紙4○先進医療Bに係る新規技術の科学的評価等について (5 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000205617_00051.html
出典情報 先進医療会議(第115回 10/6)《厚生労働省》
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先進医療会議からの指摘事項に対する回答2
先進医療技術名:特発性大腿骨頭壊死症に対する自家濃縮骨髄液移植

令和 4 年 9 月 28 日
所属:順天堂大学医学部附属順天堂医院 整形外科
氏名:本間 康弘

以下の点について検討し,必要に応じて関連書類についても修正してください.
1. 実施届出書、ロードマップについて
本邦のガイドラインにおける位置づけは記載いただいておりましたが、海外でのガイドライ
ンにおける位置づけ(米国、EU 等)などは、どのようになっておりますでしょうか。ご説明願い
ます。
【回答】
重要なご質問ありがとうございます。
我々が渉猟しえた範囲では本邦のような明確なガイドライン自体が欧米には有りませ
ん で し た が 、 複 数 の Review Article(Larson, Eric, et al. "Early-stage
osteonecrosis of the femoral head: where are we and where are we going in year
2018?." International orthopaedics 42.7 (2018): 1723-1728. Piuzzi, Nicolas S.,
et al. "Evidence for the use of cell-based therapy for the treatment of
osteonecrosis of the femoral head: a systematic review of the literature." The
Journal of Arthroplasty 32.5 (2017): 1698-1708.)によって、更なるエビデンスの
蓄積が必要とされた上で、当該再生医療が有効性と安全性を持ち、非圧潰期の特発性大
腿骨頭壊死症に有望な再生治療であるという記載もあることから、当該再生医療を支
持する一定の位置づけがなされているものと考えております。

以上

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