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別紙4○先進医療Bに係る新規技術の科学的評価等について (32 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000205617_00051.html
出典情報 先進医療会議(第115回 10/6)《厚生労働省》
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・ 皮膚の感染創・熱傷
・ 下痢
・ 抜歯後 72 時間以内
・ その他、医師が明らかな細菌・ウイルス感染を疑う所見を認めた場合
手術当日に以下に該当する場合は、原則として手術を延期する
・ 発熱 (37.0 度以上)
・ その他、医師が明らかな細菌・ウイルス感染を疑う所見を認めた場合

清潔操作での骨髄液採取
適切なスタンダードプリコーションで清潔管理された手術室内において、以下の手順に基づ
き実施する。
1. 骨髄液採取者は、通常の手洗い後滅菌手袋を装着し、70%イソプロパノールまたは消毒用エ
タノールを使用し穿刺予定部位である腸骨部に対して十分にふき取り操作を行う。なお、採
取は手術室で行われるため、手術着、手術帽子、サージカルマスクは標準的に装着している
ものとする。

2. 1回目消毒:消毒は原則として10% ポビドンヨードを使用する(ヨード過敏症は0.5%グルコ
ン酸クロルヘキシジンを使用する)。

3. 消毒後は2 分以上待ち、消毒部位を乾燥させる。
4. 骨髄液採取者は、通常の手術と同様にラビング法もしくはスクラビング法により手術時手指
消毒を行い、滅菌手袋・滅菌ガウンを装着する。

5. 2回目消毒:骨髄液採取者は、滅菌手袋・滅菌ガウンを装着した状態で、原則として10% ポ
ビドンヨードを使用し、穿刺部位の消毒を行う。(ヨード過敏症は0.5%グルコン酸クロルヘ
キシジンを使用する)。

6. 消毒後は2 分以上待ち、消毒部位を乾燥させる。
7. 穿刺部位を含む腸骨に対して、滅菌された手術用フィルムドレープを貼付する。
8. 滅菌された骨髄穿刺針を用いて骨髄液の採取を行う。
9. 採取した骨髄液を、既承認医療機器である骨髄液遠心分離用専用バック(BioCUE, Zimmer
Biomet社)に、添付文書に示されている通りの方法で充填する。

<細胞培養加工>
採取した骨髄液が充填された既承認医療機器である骨髄液遠心分離用専用バック(BioCUE, Zimmer
Biomet社)を各施設のCPCにおいて、既承認専用遠心分離機を用いて遠心分離を行う。骨髄液分離

用専用バック、シリンジ等の骨髄液に接する全ての機器は滅菌された既承認医療機器を用いる。
詳細は、特定細胞加工物概要書、特定細胞加工物標準書を参照。
<特定細胞加工物(最終物)に対する品質試験>
目視検査を行い異常な濁りや異物の確認を行う。さらに、無菌試験、マイコプラズマ否定試
験、エンドトキシン検査を行う。無菌試験、マイコプラズマ否定試験、エンドトキシン検査は、

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