「新型コロナウイルス感染症に係る予防接種の実施に関する手引き」の改訂について(通知) (104 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/content/001004080.pdf |
出典情報 | 「新型コロナウイルス感染症に係る予防接種の実施に関する手引き」の改訂について(10/21付 通知)《厚生労働省》 |
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」
の□を手書きで黒く塗りつぶして、費用請求を行うこと。
第3章6(2)イのパターン②(接種券(兼)接種済証)の場合は、市町村が印刷を
行い、医療機関等へ配布するか、対象者個人への送付が可能な場合については、市町村
から接種券の送付と同時に対象者に予診票を送付することとする。なお、住所地外接種
により、予診票が配布されていない他市町村の対象者が接種を受けに来る可能性があ
ることから、事前に予診票を管内医療機関等へ配布しておくことが望ましい。
新型コロナワクチンの接種を行った医療機関等は対象者が持参した接種券を予診票
に貼付すること。予診の結果、接種を行わなかった場合については、
「診察したが接種
できない場合」のシールを台紙から剥がし、予診票に貼付して、費用請求を行う。この
場合、予診票の最下段の医師記入欄の「接種年月日」の欄については、予診を行った年
月日を記載すること。
新型コロナワクチンの接種に要する費用は被接種者又はその保護者から徴収すること
ができないこと。
接種が終わった後、アナフィラキシーや血管迷走神経反射等の症状が生じることがあ
るため、一定時間観察を行うこと。なお、転倒による怪我等を予防するために、背もた
れのある椅子に坐位で待機するなどの対策を講じること。
アナフィラキシー発生時の対応については、日本救急医学会作成の「ワクチン接種会
場におけるアナフィラキシー対応簡易チャート」等を参考に、適切に対応すること。
血管迷走神経反射については、通常、臥位安静にて軽快するが、患者の状態によって
は適切な医療機関に搬送する等、適切に対応すること。
また、待機時間の活用の一環として、接種後の副反応への対応方法や、相談・対応可
能なコールセンターや医療機関等の周知、予防接種後もマスク着用等の基本的な感染症
予防対策を引き続き継続する必要がある旨等、接種後の生活における注意事項等の周知
を行うことも考えられる。
新型コロナワクチンの接種予約がキャンセルされた等の理由で余剰となったワクチン
については、廃棄することなく効率的に接種を行っていただく必要があることから、各
自治体において、地域の状況を踏まえ、幅広い対象を検討することとし、また、接種券
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