よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


「新型コロナウイルス感染症に係る予防接種の実施に関する手引き」の改訂について(通知) (179 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/content/001004080.pdf
出典情報 「新型コロナウイルス感染症に係る予防接種の実施に関する手引き」の改訂について(10/21付 通知)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

前後に他の予防接種(インフルエンザの予防接種を除く。)を行う場合において
は、原則として 13 日以上の間隔をおくこととし、他の予防接種(インフルエンザ
の予防接種を除く。)を同時に同一の接種対象者に対して行わないこと。
d

接種箇所
通常、三角筋に筋肉内接種すること。静脈内、皮内、皮下への接種は行わないこ
と。

e

接種後の経過観察
接種後にアナフィラキシーを呈することがあるため、接種後少なくとも 15 分間
は被接種者の状態を観察する必要があること。また、過去にアナフィラキシーを含
む重いアレルギー症状を引き起こしたことがある者については、接種後 30 分程度、
状態の観察をする必要があること。
接種後に血管迷走神経反射として失神があらわれることがあるため、過去に採血
等で気分が悪くなったり、失神等を起こしたことがある者については、接種後 30 分
程度、体重を預けられるような場所で座らせるなどした上で、なるべく立ち上がら
ないように指導し、被接種者の状態を観察する必要があること。なお、予診の結果
等から血管迷走神経反射による失神が生じる可能性が高いと考えられる者について
は、ベッド等に横たわらせて接種するといった予防策も考えられること。

(イ)モデルナ社コロナウイルス修飾ウリジンRNAワクチン(SARS―CoV―
2)
コロナウイルス修飾ウリジンRNAワクチン(SARS―CoV―2)(武田薬
品工業株式会社が令和3年5月 21 日に医薬品医療機器等法第 14 条の承認を受けた
ものに限る。以下「モデルナ社コロナウイルス修飾ウリジンRNAワクチン(SA
RS―CoV―2)」という。)の初回接種は、以下の方法により行うこととする
こと。
なお、1(4)イ予防接種要注意者の(ア)に関し、抗凝固療法を受けている者、
血小板減少症又は凝固障害を有する者については、接種後に出血又は挫傷があらわ
れることがあり、予防接種要注意者に該当すること。
a

対象者
12 歳以上の者

b

接種量等
モデルナ社コロナウイルス修飾ウリジンRNAワクチン(SARS―CoV―2)
を2回筋肉内に注射するものとし、接種量は、毎回 0.5 ミリリットルとすること。
なお、希釈は不要であることに注意すること。
原則として、同一の者には、同一のワクチンを使用すること。

5