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社会保障(参考資料) (11 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/proceedings/material/zaiseia20221107.html |
出典情報 | 財政制度分科会(11/7)《財務省》 |
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新型インフルエンザワクチン開発・生産体制整備事業について
厚生労働省資料
•
本事業は、全国民分の新型インフルエンザワクチンの生産期間について、鶏卵培養法では1年半から2年程度の期
間を要するところ、これを約半年に短縮するため、日本国内において細胞培養法による新型インフルエンザワクチ
ンの生産・供給体制の構築を目指すもので、平成21年度から平成30年度末まで事業を実施した。
•
目標設定の困難さから企業の撤退や目標未達があったが、最終的に武田、化血研、第一三共の3社で薬事承認を取
得し、約1億1千万人分の製造設備を確保。鶏卵培養法では1年半~2年を要する全国民分のワクチン生産期間を約
半年に短縮。
公募
目的
第一次公募
(H22.2)
細胞培養法を開発するため、①実験用生産施設整備事業により
細胞培養新型インフルエンザワクチンの実験用生産施設の整備、
②増殖性試験等基礎研究実施事業により基礎研究の実施をする
もの(~30億円程度の事業費)
第二次公募
(H23.3)
各法人で、これまでに実施されてきた細胞培養法による新型インフ
ルエンザワクチンに係る基礎研究、非臨床・品質試験、実生産規
模での製法の検討を基に、①細胞培養法による新型インフルエンザ
ワクチンの実生産施設の整備、②臨床開発(治験)等の促進を
するもの(200億~400億円程度の事業費)
追加公募
(H24.12)
二次募集の事業撤退により生じた2,500 万人分を補填すべく、ワ
クチン生産のための治験の実施及び実生産施設の構築等を行うも
の(250億円以下)
再追加公募
(H25.12)
二次募集の事業撤退により生じた2,500 万人分を補填すべく、第
2次事業の再追加公募。(240億円以下)
A⇒問題なし
B⇒やや問題あり
C⇒重大な問題あり
採択企業
結果:
①一般財団法人 化学及血清療法研究所
A:概ね計画通り
②北里第一三共ワクチン株式会社
A:概ね計画通り
③武田薬品工業株式会社
A:概ね計画通り
④株式会社UMNファーマ
B:検討課題が残った
①一般財団法人 化学及血清療法研究所(GSK社技術供与):
4000万人分以上/約240億円
A:目標達成
②北里第一三共ワクチン株式会社:4000万人分以上/約300億円
C:2000万人分の生産体制確
保に失敗(約150億の返還)
③武田薬品工業株式会社(バクスター社技術供与):2500万人分
以上/約240億円
A:目標達成
④一般財団法人 阪大微生物病研究会:2500万人分以上
ー:事業から撤退
○採択基準を満たす企業が集まらず不採択となる
※要綱に「薬事承認が得られない場合と目標数の生産体制が確保出
来ない場合は補助金の返還が生じる」旨のペナルティの記載が追加され
た
ー
①一般財団法人化学及血清療法研究所:1700万人以上/約180
億円
A:目標達成
②武田薬品工業株式会社:800万人以上/約70億円
A:目標達成
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厚生労働省資料
•
本事業は、全国民分の新型インフルエンザワクチンの生産期間について、鶏卵培養法では1年半から2年程度の期
間を要するところ、これを約半年に短縮するため、日本国内において細胞培養法による新型インフルエンザワクチ
ンの生産・供給体制の構築を目指すもので、平成21年度から平成30年度末まで事業を実施した。
•
目標設定の困難さから企業の撤退や目標未達があったが、最終的に武田、化血研、第一三共の3社で薬事承認を取
得し、約1億1千万人分の製造設備を確保。鶏卵培養法では1年半~2年を要する全国民分のワクチン生産期間を約
半年に短縮。
公募
目的
第一次公募
(H22.2)
細胞培養法を開発するため、①実験用生産施設整備事業により
細胞培養新型インフルエンザワクチンの実験用生産施設の整備、
②増殖性試験等基礎研究実施事業により基礎研究の実施をする
もの(~30億円程度の事業費)
第二次公募
(H23.3)
各法人で、これまでに実施されてきた細胞培養法による新型インフ
ルエンザワクチンに係る基礎研究、非臨床・品質試験、実生産規
模での製法の検討を基に、①細胞培養法による新型インフルエンザ
ワクチンの実生産施設の整備、②臨床開発(治験)等の促進を
するもの(200億~400億円程度の事業費)
追加公募
(H24.12)
二次募集の事業撤退により生じた2,500 万人分を補填すべく、ワ
クチン生産のための治験の実施及び実生産施設の構築等を行うも
の(250億円以下)
再追加公募
(H25.12)
二次募集の事業撤退により生じた2,500 万人分を補填すべく、第
2次事業の再追加公募。(240億円以下)
A⇒問題なし
B⇒やや問題あり
C⇒重大な問題あり
採択企業
結果:
①一般財団法人 化学及血清療法研究所
A:概ね計画通り
②北里第一三共ワクチン株式会社
A:概ね計画通り
③武田薬品工業株式会社
A:概ね計画通り
④株式会社UMNファーマ
B:検討課題が残った
①一般財団法人 化学及血清療法研究所(GSK社技術供与):
4000万人分以上/約240億円
A:目標達成
②北里第一三共ワクチン株式会社:4000万人分以上/約300億円
C:2000万人分の生産体制確
保に失敗(約150億の返還)
③武田薬品工業株式会社(バクスター社技術供与):2500万人分
以上/約240億円
A:目標達成
④一般財団法人 阪大微生物病研究会:2500万人分以上
ー:事業から撤退
○採択基準を満たす企業が集まらず不採択となる
※要綱に「薬事承認が得られない場合と目標数の生産体制が確保出
来ない場合は補助金の返還が生じる」旨のペナルティの記載が追加され
た
ー
①一般財団法人化学及血清療法研究所:1700万人以上/約180
億円
A:目標達成
②武田薬品工業株式会社:800万人以上/約70億円
A:目標達成
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