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資料1-2 アムロジピンベシル酸塩 調査結果報告書及び添付文書 (13 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29305.html |
出典情報 | 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(令和4年度第19回 11/22)《厚生労働省》 |
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キンググループ」
)において、Ca 拮抗薬の国内使用実態を調査したところ、レセプト情報・特定健
診等情報データベースにおける処方数、
「妊娠と薬情報センター」の相談件数、日本高血圧学会高
血圧専門医に対するアンケート調査結果(参考資料 1~3)から、妊娠年齢女性に対して Ca 拮抗
薬のうち本薬及びニフェジピンが頻用されていることが推察された。
今般、医療環境や最新の知見を含めた以上の背景に加え、日本循環器学会より妊婦禁忌の解除
の要望を受けたことも踏まえ、ワーキンググループは、通常の高血圧治療では第一選択薬の一つ
に挙げられている Ca 拮抗薬の中で使用頻度の高い本薬について、添付文書における「妊婦又は妊
娠している可能性のある女性には投与しないこと。
」の注意喚起の適正性を検討するに至った。
[参考資料 1]
レセプト情報・特定健診等情報データベースを利用した処方数の集計
レセプト情報・特定健診等情報データベース(通称:NDB)は、厚生労働省により電子化され
たレセプト情報並びに特定健診・特定保健指導情報を収集し構築されたデータベースである。NDB
にはレセプトデータ及び特定健康診査、特定保健指導のデータが蓄積されており、これらの貴重
なデータを利活用可能なように NDB オープンデータとして統計資料が公表されている。
① Ca 拮抗薬の処方状況
第 4 回 NDB オープンデータ(平成 29 年度 4 月~平成 30 年 3 月診療分)の薬剤データ(内服、
外用、注射それぞれにつき、外来院内、外来院外、入院ごとに、薬価収載の基準単位に基づき、薬
効分類別に処方数の上位 100 を紹介したもの)から、Ca 拮抗薬の内服において、入院、外来(院
内処方)、外来(院外処方)のデータを利用し集計を行った。女性 20-59 歳での数量は、入院 本
薬 1,400,531、ニフェジピン 1,143,996、シルニジピン 102,550、ジルチアゼム 94,570、ベニジピン
78,433、アゼルニジピン 26,817、外来(院内処方)本薬 49,348,014、ニフェジピン 9,320,095、ベニ
ジピン 3,234,165、シルニジピン 2,729,342、ジルチアゼム 1,668,531、アゼルニジピン 1,155,617、
エホニジピン 158,512、ニルバジピン 155,463、外来(院外処方)本薬 124,861,872、ニフェジピン
34,240,637、ベニジピン 7,582,923、ジルチアゼム 6,539,371、シルニジピン 4,548,963、アゼルニジ
ピン 2,799,658、エホニジピン 464,177)であった。
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)において、Ca 拮抗薬の国内使用実態を調査したところ、レセプト情報・特定健
診等情報データベースにおける処方数、
「妊娠と薬情報センター」の相談件数、日本高血圧学会高
血圧専門医に対するアンケート調査結果(参考資料 1~3)から、妊娠年齢女性に対して Ca 拮抗
薬のうち本薬及びニフェジピンが頻用されていることが推察された。
今般、医療環境や最新の知見を含めた以上の背景に加え、日本循環器学会より妊婦禁忌の解除
の要望を受けたことも踏まえ、ワーキンググループは、通常の高血圧治療では第一選択薬の一つ
に挙げられている Ca 拮抗薬の中で使用頻度の高い本薬について、添付文書における「妊婦又は妊
娠している可能性のある女性には投与しないこと。
」の注意喚起の適正性を検討するに至った。
[参考資料 1]
レセプト情報・特定健診等情報データベースを利用した処方数の集計
レセプト情報・特定健診等情報データベース(通称:NDB)は、厚生労働省により電子化され
たレセプト情報並びに特定健診・特定保健指導情報を収集し構築されたデータベースである。NDB
にはレセプトデータ及び特定健康診査、特定保健指導のデータが蓄積されており、これらの貴重
なデータを利活用可能なように NDB オープンデータとして統計資料が公表されている。
① Ca 拮抗薬の処方状況
第 4 回 NDB オープンデータ(平成 29 年度 4 月~平成 30 年 3 月診療分)の薬剤データ(内服、
外用、注射それぞれにつき、外来院内、外来院外、入院ごとに、薬価収載の基準単位に基づき、薬
効分類別に処方数の上位 100 を紹介したもの)から、Ca 拮抗薬の内服において、入院、外来(院
内処方)、外来(院外処方)のデータを利用し集計を行った。女性 20-59 歳での数量は、入院 本
薬 1,400,531、ニフェジピン 1,143,996、シルニジピン 102,550、ジルチアゼム 94,570、ベニジピン
78,433、アゼルニジピン 26,817、外来(院内処方)本薬 49,348,014、ニフェジピン 9,320,095、ベニ
ジピン 3,234,165、シルニジピン 2,729,342、ジルチアゼム 1,668,531、アゼルニジピン 1,155,617、
エホニジピン 158,512、ニルバジピン 155,463、外来(院外処方)本薬 124,861,872、ニフェジピン
34,240,637、ベニジピン 7,582,923、ジルチアゼム 6,539,371、シルニジピン 4,548,963、アゼルニジ
ピン 2,799,658、エホニジピン 464,177)であった。
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