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資料1-2 アムロジピンベシル酸塩 調査結果報告書及び添付文書 (30 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29305.html |
出典情報 | 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(令和4年度第19回 11/22)《厚生労働省》 |
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(5) R. L. Davis, et al. Risks of congenital malformations and perinatal events among infants exposed to
calcium
channel
and
beta-blockers
during
pregnancy.Pharmacoepidemiology
&
Drug
Safety.2011:20;138-45.
対象疾患
高血圧
評価例数
Ca 拮抗薬を処方された 804 例のうち妊娠第 1 三半期に曝露し
365 日経過を追った 40 例。薬剤名の記載なし。
概要
アメリカの 5 つの保険請求情報を利用した研究。妊娠判明直前に降圧
薬を処方され、児との、連携できた登録された症例の後向きコホート
研究。1996-2000 年登録。妊娠第 1 三半期に Ca 拮抗剤曝露のあった
40 人を産後 365 日フォローした。
妊娠第 1 三半期における Ca 拮抗薬への曝露の有無と先天奇形につい
て比較検討した。先天奇形全体については、曝露群 6/40 例(15%)
、
非曝露群 6825/49,796 例 (13.71%)
、RR 0.96 (95%CI, 0.47-1.97)と
リスク上昇を認めなかったが、上部消化管奇形については曝露群で有
意なリスクの上昇を認めた[曝露群 2/40 例(5%)、非曝露群 422/49796
例(0.85%)、RR7.20(95%CI,1.89-27.51)
]
。
(6) X. Jais et al.Pregnancy outcomes in pulmonary arterial hypertension in the modern management era,
European Respiratory Journal,2012;40:881-5,
対象疾患
肺高血圧
評価例数
Ca 拮抗薬 8 例。薬剤名の記載なし。
概要
ヨーロッパ、アメリカ、オーストラリアからの前向きコホート研究。
妊娠判明時に Ca 拮抗薬に曝露のあった 8 人の女性の追跡研究(全症
例出産まで継続)。全症例健常児を出産した。
(7)
C.
Vasilakis-Scaramozza
et
al.Antihypertensive
anomalies,2013,Pharmacotherapy:The
Journal
of
drugs
and
Human
the
risk
Pharmacology
of
congenital
&
Drug
Therapy,2013;33:476-82.
対象疾患
高血圧
評価例数
Ca 拮抗薬 55 例。薬剤名の記載なし。
概要
イギリスの General Practice Research Database を使用した研究。妊娠第
1 三半期に Ca 拮抗薬に曝露した 55 例と降圧薬の曝露がない 682 例に
おいて、先天奇形は Ca 拮抗薬曝露例 1/55 、降圧薬非曝露例 16/682
であり RR0.8(95%CI 0.1-4.5)
、 調整相対危険度(a RR )0.6(95%
CI 0.1-4.8)とリスク増加を認めなかった。四肢の異常については、Ca
拮抗薬曝露例では認められなかった。性器の異常については、Ca 拮抗
薬曝露例 1/55、降圧薬非曝露例 4/682 であり aRR 1.3(95%CI 0.1-12.4)
であった。
(8) M. M. H. J. Van Gelder et al. Maternal hypertensive disorders, antihypertensive medication use, and
the risk of birth defects: A case-control study, BJOG: An International Journal of Obstetrics and
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calcium
channel
and
beta-blockers
during
pregnancy.Pharmacoepidemiology
&
Drug
Safety.2011:20;138-45.
対象疾患
高血圧
評価例数
Ca 拮抗薬を処方された 804 例のうち妊娠第 1 三半期に曝露し
365 日経過を追った 40 例。薬剤名の記載なし。
概要
アメリカの 5 つの保険請求情報を利用した研究。妊娠判明直前に降圧
薬を処方され、児との、連携できた登録された症例の後向きコホート
研究。1996-2000 年登録。妊娠第 1 三半期に Ca 拮抗剤曝露のあった
40 人を産後 365 日フォローした。
妊娠第 1 三半期における Ca 拮抗薬への曝露の有無と先天奇形につい
て比較検討した。先天奇形全体については、曝露群 6/40 例(15%)
、
非曝露群 6825/49,796 例 (13.71%)
、RR 0.96 (95%CI, 0.47-1.97)と
リスク上昇を認めなかったが、上部消化管奇形については曝露群で有
意なリスクの上昇を認めた[曝露群 2/40 例(5%)、非曝露群 422/49796
例(0.85%)、RR7.20(95%CI,1.89-27.51)
]
。
(6) X. Jais et al.Pregnancy outcomes in pulmonary arterial hypertension in the modern management era,
European Respiratory Journal,2012;40:881-5,
対象疾患
肺高血圧
評価例数
Ca 拮抗薬 8 例。薬剤名の記載なし。
概要
ヨーロッパ、アメリカ、オーストラリアからの前向きコホート研究。
妊娠判明時に Ca 拮抗薬に曝露のあった 8 人の女性の追跡研究(全症
例出産まで継続)。全症例健常児を出産した。
(7)
C.
Vasilakis-Scaramozza
et
al.Antihypertensive
anomalies,2013,Pharmacotherapy:The
Journal
of
drugs
and
Human
the
risk
Pharmacology
of
congenital
&
Drug
Therapy,2013;33:476-82.
対象疾患
高血圧
評価例数
Ca 拮抗薬 55 例。薬剤名の記載なし。
概要
イギリスの General Practice Research Database を使用した研究。妊娠第
1 三半期に Ca 拮抗薬に曝露した 55 例と降圧薬の曝露がない 682 例に
おいて、先天奇形は Ca 拮抗薬曝露例 1/55 、降圧薬非曝露例 16/682
であり RR0.8(95%CI 0.1-4.5)
、 調整相対危険度(a RR )0.6(95%
CI 0.1-4.8)とリスク増加を認めなかった。四肢の異常については、Ca
拮抗薬曝露例では認められなかった。性器の異常については、Ca 拮抗
薬曝露例 1/55、降圧薬非曝露例 4/682 であり aRR 1.3(95%CI 0.1-12.4)
であった。
(8) M. M. H. J. Van Gelder et al. Maternal hypertensive disorders, antihypertensive medication use, and
the risk of birth defects: A case-control study, BJOG: An International Journal of Obstetrics and
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