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参考資料2-3 RevMate(レナリドミド・ポマリドミド適正管理手順)_Ver.7.0 (14 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_30320.html
出典情報 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(令和4年度第24回 1/24)《厚生労働省》
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RevMate ホームページ(https://www.revmate-japan.jp/)等で提供している。

11. 処方・調剤
処方医師及び責任薬剤師は「図 2-1. レナリドミド、ポマリドミドの処方・調剤のフロー」、
「図 2-2. レナリドミド、ポマリドミドの処方時別の手順の比較」を参照し、以下の手順で処
方・調剤を実施する。

11.1. レナリドミド、ポマリドミドを初めて処方される患者の登録と初回処方時の手順
11.1.1. 患者群(区分)の確認
処方医師は、患者区分の確認を行い、当該患者がどの区分に該当するのかを判断する。
A 男性
B 女性:以下、①、②、③のいずれかを満たす女性患者


自然閉経した女性(45 歳以上で、1 年以上月経がない)、子宮又は両側卵巣を摘出し
た女性、あるいは子宮又は両側卵巣が先天的にない女性



年齢にかかわらず、産婦人科専門医が産婦人科診療ガイドライン(婦人科外来編の早
発卵巣不全の項)に準じて、定期的に卵巣機能が停止していることを確認した女性



処方医師が、患者の申告を踏まえ、全身状態不良等の重篤な身体的理由により妊娠の
機会がないと判断した女性

C 女性:上記 B 女性の条件を満たさない、妊娠する可能性のある女性患者

11.1.2. 患者及び薬剤管理者への事前教育及び同意の取得
・ 処方医師は、レナリドミド、ポマリドミドの初回処方前に、患者及び薬剤管理者に対し、
レナリドミド、ポマリドミドに関する治療及び RevMate について「10.教育及び情報提供」
の表 1 資材一覧に示す「レブメイトのご案内(患者向け小冊子)」等の資材を提供し教育す
るとともに、患者の家族等の関係者にも説明するよう指導する。
・ 処方医師は患者にレナリドミド、ポマリドミドの治療に関する説明を十分に行った上で、
「レナリドミド・ポマリドミド治療に関する同意書(様式 17~19)」を用いて患者に説明
する。薬剤管理者に対しては、「レナリドミド・ポマリドミド適正管理手順に関する同意
書(薬剤管理者)(様式 29)」を用いて説明する。
・ 患者及び薬剤管理者は、その内容にそれぞれ同意した場合は、各様式の署名欄に署名する。
・ 処方医師は、「RevMate 患者登録申請書(様式 9)」に、患者情報等を記入する。

11.1.3. 諸検査の実施(妊娠反応検査、血液検査等)
・ C 女性については、治療開始予定日の 4 週間前及び処方直前 ※1 に医療機関にて妊娠反応検
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※2
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を実施し、処方医師は、必ず検査結果が陰性であること、処方日までの 4 週間におい

て性交渉を控えるか適切な避妊を実施していることを確認する。但し、レナリドミド、ポ
マリドミド治療開始予定日の 4 週間以上前から性交渉をしていないことが確認された場合
には、治療開始 4 週間前の 妊娠反応検査は省略することができる。
※1
P

P

※2
P

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処方開始 3 日前から処方日までのいずれかの日。
尿検査:25mIU/mL の感度以上とし、判定は各医療機関の基準に従う。
血液検査:検査項目は β-HCG 又は HCG とし、判定は各医療機関の基準に従う。
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