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参考資料2-3 RevMate(レナリドミド・ポマリドミド適正管理手順)_Ver.7.0 (5 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_30320.html
出典情報 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(令和4年度第24回 1/24)《厚生労働省》
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2.

目的
RevMate は、レナリドミド、ポマリドミドの胎児への曝露を防止することを目的とし、薬剤
の適正使用並びに適切な流通及び配布を行うために策定された適正管理手順である。レナリド
ミド、ポマリドミドに関わるすべての関係者は、例外なく RevMate を遵守することが求められ
る。

3.

用語の定義
【処方医師】
医療機関にてレナリドミド、ポマリドミドを処方する RevMate に登録された医師。
【責任薬剤師】
医療機関にてレナリドミド、ポマリドミドの調剤及び管理上の責任を担う RevMate に登録さ
れた薬剤師。原則、責任薬剤師がレナリドミド、ポマリドミドの調剤等を行うが、責任薬剤師
の管理下で当該業務を委任された薬剤師が代行することができる。
【RevMate 手順に関わる薬剤師】
責任薬剤師の管理下で、RevMate 手順を遵守し当該業務を委任された薬剤師。
【病棟看護師】
RevMate 手順に関わる薬剤師と協働して、患者に対しレナリドミド、ポマリドミドの配薬・
与薬又は服薬確認を行う看護師。
【患者】
レナリドミド、ポマリドミドによる治療を受ける患者(妊娠反応検査の結果が陽性であった
等の理由で、治療を受けることができなかった患者を含む)。
なお、RevMate では処方医師が、成人患者を以下の 3 つの患者群(区分)に分類する。
・A 男性
・B 女性 :以下、①、②、③のいずれかを満たす女性患者
① 自然閉経した女性(45 歳以上で、1 年以上月経がない)、子宮又は両側卵巣を摘出した
女性、あるいは子宮又は両側卵巣が先天的にない女性
② 年齢にかかわらず、産婦人科専門医が産婦人科診療ガイドライン(婦人科外来編の早発
卵巣不全の項)に準じて、定期的に卵巣機能が停止していることを確認した女性
③ 処方医師が、患者の申告を踏まえ、全身状態不良等の重篤な身体的理由により妊娠の機
会がないと判断した女性
・C 女性:上記 B 女性の条件を満たさない、妊娠する可能性のある女性患者
注)未成年患者の場合は、登録前に RevMate センターに連絡する。
【薬剤管理者】
患者以外の者の誤飲防止や不要となった薬剤の返却等の徹底のため、患者に代わって薬剤管
理を行い、下記の要件を全て満たすと処方医師が判断した、患者の身近な者(家族、親戚、近
隣住民)、医療関係者又は介護職員等。
• 本剤が胎児に障害を起こす可能性があることを理解している者
• 処方された本剤を患者以外に共有したり、譲ってはならないことを理解している者
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