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資料3 全ゲノム解析等に係る厚生労働科学研究について (73 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_31469.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会全ゲノム解析等の推進に関する専門委員会(第14回 3/9)《厚生労働省》
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2.1 フォーラムの目的と提供価値の定義

事業実施準備室WG

2023年2月9日時点案

フォーラムの目的及び産業界・アカデミアの役割
厚生労働省 全ゲノム解析等実行計画2022より抜粋

創薬や診断技術の研究開発を促進し、患者にいち早く成果を届けるため、産業界・アカデミアが参画するフォーラムを形成し、産学連携の
データ利活用の推進を図る。
1)産業界の役割について
全ゲノム解析等により得られたデータをもとに、新たな診断技術や治療薬の開発等を目指す。そのために(中略)産業界が主催する「産業
フォーラム」を構築する。
産業フォーラムは、全ゲノム解析等に係るデータ利活用による創薬や診断技術の研究開発等を推進することを主目的とする。製薬企業をは
じめとする産業界が主催し、医療産業、非医療産業に関わらず、またベンチャー企業も含め多くの企業が参画できるような組織として、令
和4年度中の発足を目指す。(中略)

2)アカデミアの役割について
全ゲノム解析等により得られたデータをもとに、ゲノム医療にかかる研究の進展を目指す。そのために(中略)アカデミアが主催する「アカ
デミアフォーラム」を構築する。
アカデミアフォーラムには(中略)領域別に専門家によるグループを設置し、高度な横断的解析等によって新たに指摘された変異等の知見に
ついての臨床的意義、病理学的意義を協議し、必要なデータを取りそろえたのち、エキスパートパネル等における患者還元に値するものか
どうか判断するなどの役割が求められる。(中略)
3)事業実施組織による産業界・アカデミアへの支援について
事業実施組織は、産業フォーラム、アカデミアフォーラムの運営支援を行うことで、新たな知見が速やかに国民へ還元される仕組みを促進
する。(中略)
4)データ利用料及び知的財産等の整理について
(中略)原則として、国はその予算の枠内で国として担保すべきデータの質の管理を行うこととし、その他の運用に係る費用は利用者が負担
する仕組みとすることが望ましい。
データを利用することにより得られる知的財産の帰属やデータの取扱いルール等については、データ利活用ポリシー及びデータ共有ルール
(中略)において定めることとする。

資料:全ゲノム解析等実行計画2022

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