総ー3○個別事項(その9)について (70 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00228.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第569回 12/1)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
○ 児童青年期の精神疾患の治療を専門に実践している精神科領域と小児科領域の医師から、症例を収集
した調査において、小児科領域の医師が診ている患者の年齢は、精神科領域の医師が診ている患者より
も有意に若年であるという結果であった。
専門領域別の診断や状態の類型と重症度(重複回答あり)
専門領域別の患者年齢
精神科領域
(91事案)
小児科領域
(32事案)
平均年齢
11.0(歳)
7.9(歳)
標準偏差
3.6
3.3
最少年齢
2
2
最高年齢
19
15
精神科領域
(91事案)
小児科
(32事案)
精神
疾患
軽症
5(5.5%)
0(0.0%)
重症
3(3.3%)
0(0.0%)
発達
障害
軽症
47(51.6%) 14(43.8%)
重症
22(24.2%) 18(56.3%)
家庭・
社会の
問題
軽症
20(22.0%) 16(50.0%)
重症
8(8.8%)
6(18.8%)
軽症:精神症状が軽度で、問題が複雑化しておらず、高次医療機
関よりも一次医療機関などで診療することが望ましいと考え
られる症例を指す。
重症:精神症状が重度あるいは問題が複雑化しており、高次医療
機関や入院施設がある医療機関で診療することが望ましい
と考えられる症例を指す。
出典:令和2年度厚生労働科学研究費補助金(障害者政策総合研究事業)「児童・思春期精神疾患の診療実態把握と連携推進のための研究」(研究代表者:五十嵐隆)
70