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参考資料3 がん対策推進基本計画中間評価報告書(平成27年6月) (32 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24471.html
出典情報 がん対策推進協議会(第78回 3/16)《厚生労働省》
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(進捗状況及び指標測定結果)
拠点病院新指針の中で、がん相談支援センターでは新たに、がん患者の就
労に関する相談や医療関係者と患者会等が共同で運営するサポートグルー
プ活動、患者サロンの定期開催等の患者活動に対する支援等の業務を行うこ
ととし、より活用しやすい相談支援体制を構築した。また、他の拠点病院と
の情報共有や役割分担を含む協力体制の構築を推進した。がん相談支援セン
ターが設置されている二次医療圏の割合は70.3%であり、拠点病院のがん患
者のうち、がん相談支援センターを利用している者は7.7%と少なかったが、
その利用者満足度は81.4%であった。
2015 年
C1

がん相談支援センターが設置されている2次医療圏の割合
(相談支援センター)

70.3%

C4d

拠点病院のがん相談支援センターの利用者満足度

81.4%

ピア・サポート活動の推進については、拠点病院新指針において、がん
相談支援センターの業務に患者サロンの定期開催等の患者活動に対する支
援を追加した結果、すべての拠点病院でサポートグループや患者・家族を
対象とした学習会等が開催されるようになった。また、厚生労働省は平成
23年度から平成25年度にかけて、公益財団法人日本対がん協会に委託して
「がん総合相談に携わる者に対する研修プログラム策定事業」を実施し、
がん患者やその家族等が行うピア・サポートに必要な相談員の基本的なス
キルを身につけるための研修プログラムを策定した。
2014 年
C6b

サポートグループや患者・家族を対象とした学習会等を
実施している拠点病院の割合
(拠点病院の患者会等への支援状況)

100%

国立研究開発法人国立がん研究センターの取組としては、がん情報サービ
スにおいて、一般向けに各種がんを解説した「がんの冊子」は、51種類(平
成24年4月時点)から59種類(平成27年6月時点)と増え、既存の冊子につ
いても18種類の更新が行われ、インターネット上の各種がんの情報は40種類
のがんで更新が行われた。また、がん情報サービスでは、各拠点病院につい
て、88項目にわたる診療実績を公開している。さらにがん患者・経験者の療
養上の不安事項等に着目した「患者必携」と「私もがんでした。がんと共に
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