よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


総-1-1○パブリックコメント、公聴会の報告について (7 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00246.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第583回 2/7)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

・ケア労働者の賃上げ・処遇改善は、診療報酬とは切り離し別建てで議論を求めます。
・国が特定の職種に一律に手当てすることで事業所の裁量が阻まれ、採用や人事にゆがみをも
たらすのではないか。労使間での交渉において給与を定めるべきである。
○ 人材紹介事業の利用について
・賃上げ促成の最大要因の一つは人材紹介会社による紹介料の高さである。医療従事者の転職
リテラシーの乏しさも原因としてあるものの、現状は公費が人材紹介業に流れ、そちらの事
業会社の成長率が高いというのは、抜本的見直しが必要と考える。
・紹介業者の手数料等については取り締まるか、行政がマッチングシステムを開発して経済的
な医療・介護業界の雇用基盤を整備して頂きたい。
・民間の紹介サービスに対して何らかの規制が必要、現状の職業紹介ビジネスは色々なところ
にひずみが出ています。
・賃上げをして安定した人材確保と教育を行いたいが、実際は1募集あたり年収の25%程度
の募集費用負担が発生し、医療業界以外への資金が流出している。

4件

○ 調剤報酬の見直しについて
・いわゆる敷地内薬局などの大規模病院に合わせた業務を行っている薬局は地域の状況に合わ
せて業務を行っているとは思えないが、その差別化はされるのか。(同旨1件)
・薬局においても『標準的な感染防止対策を日常的に講じることが必要となっていること』と
いう観点があり、薬局における体制に係る調剤基本料等の評価調剤基本料等の評価につい
て、更なる評価を要望する。
・認定薬剤師が投薬した場合や生涯学習達成度試験合格者が投薬した場合には、調剤基本料な
どに少しだけ加算してもらいたい。
・特定の薬剤師が認定資格を持っているからとその領域の仕事をすべて押し付けられ仕事量が
増えサービス残業をせざるを得ない状況がある。日病薬および医療薬学会などの資格につい
ては有資格者ががん・感染の実務上携わることで診療報酬上加算をつけるなど評価していた
だきたい。
・診療所/病院での調剤料と、調剤薬局で算定される調剤料との差はあまりにも大きく、それが
病院薬剤師と調剤薬局薬剤師の年収の差となって表れている。
・調剤薬局の薬剤師の仕事の評価が低い(調剤報酬は簡単・短期なものは安く、複雑化・処方
の長期化があるものほど高額にするのが業務の実態に沿うはずである)こと、在宅訪問(特
に個人宅)は採算が取れないこと、医薬品価格は小売業として薄利であること、この 3 点で
賃上げできない状況にある。早急に改善させ、賃金を上げるインセンティブを調剤報酬に持
たせるべき。
・病院で患者が入院時持ってくる持参薬をチェックしていると、ポリファーマシーが発生して
いる。残念ながらごくわずかな心あるかかりつけ医、かかりつけ薬局以外は全く機能せず薬
剤費をもったいない状況がずっと続いている。
・人材確保や賃上げのために、医薬品の保険負担分を少なくし、その分を賃上げ部分とする
(患者負担は多くなる)ことが有効ではないか。

9件

○ 歯科の初診、再診料、技術料等の見直しについて
・初再診料、歯冠修復及び欠損補綴の製作に係る項目の増点をお願いしたい。(同旨2件)
・すべての歯科医療機関が平坦に算定できる初診再診料アップもしくは加算として対応頂きた
いのと、歯冠修復及び欠損補綴物が金属から現在、CAD/CAM 対応が増えてきているが、接着、
破折等鑑みると補綴物維持管理料について見直し頂きたい。
・歯科初診料注1の施設基準は、稼働している医療機関のほぼ 100%が届出をしており廃止すべ
き。
・チェアサイドの技術料(形成、印象採得、咬合採得、試適、装着などの歯科医師の技術料)
の低評価など、歯科技工料の支払いの原資となる診療報酬そのものが低すぎること歯科技工
士の低廉な工賃、待遇につながっている。歯科診療報酬の大幅な引き上げが必要である。
(同旨1件)
・歯科初診料、歯科再診料を医科と同等とすることが必要。なお、初診料に関しては、歯科医
師が1日に取扱い可能な患者は医科に比べ大幅に少ないことを考慮すべき。(同旨7件)
・初診、再診料の大幅アップと窓口負担軽減の対応、助成をしてほしい。施設基準を満たすた
めの設備投資ができないことを考慮してほしい。
・施設基準の有無とは無関係に診療報酬を増点することにより、標準的な感染予防策の物的・
動的コストを下支えしてもらいたい。

157 件

7