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別紙2○先進医療Bに係る新規技術の科学的評価等について (15 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000205617_00067.html
出典情報 先進医療会議(第130回 3/7)《厚生労働省》
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第 2.0 版(2024 年 2 月 5 日作成)では、「2.前立腺がんとその診断について」に挿入し、4 ページに該当い
たします。

6.②説明同意文書 5 頁の説明を文章だけで読んでも分かりにくいのですが、6 頁の図 3 とあわせて
読むと整理して理解できました。5 頁の説明のどこかに「図 3 参照」という指示を加筆してください。ま
た、図 3 の中に「すぐに治療しなくてもよいがん」と「すぐに治療した方がよいがん」というフレーズを追
加してください。
【回答】
ご指摘をありがとうございました。説明同意文書第 1.1 版(2023 年 11 月 22 日作成)「2.前立腺がんにつ
いて」を、説明同意文書第 2.0 版(2024 年 2 月 5 日作成)では「2. 前立腺がんとその診断について」と章
のタイトルを変更し、ご指摘の箇所は、「3.前立腺がんの治療」へ移動しました。また、図 3 の中に「すぐ
に治療しなくてもよいがん」と「すぐに治療した方がよいがん」というフレーズを追加し、図のスタイルを変
更いたしました。
7.③説明同意文書 7 頁に「開腹手術」と「ロボット支援手術」を対比した説明があります。開腹手術は
お腹を切り開く手術であることはイメージしやすいのですが、それに対してロボット支援手術について
はロボットが支援するという手法自体のイメージを持てないので、説明を補足してください。
【回答】
説明同意文書第 2.0 版(2024 年 2 月 5 日作成)において、「3.前立腺がんの治療 2)「すぐに治療した
ほうがよいがん」の治療 ●手術治療(前立腺全摘出術)について」の箇所につきまして、以下のように
追記修正を行いました。
・・・・前立腺全摘出術は、昔は開腹して手術が行われていましたが、今は、お腹に約 1cm 程度の 5-6 か
所の小さな穴をあけて、そこから腹腔鏡という内視鏡の手術器具を入れて行う腹腔鏡下前立腺全摘出
術が行われてきました。以前は、腹腔鏡用手術器具を使った細かい操作が難しく、開腹手術に比べて腹
腔鏡下手術は技術的に困難でした。最近では腹腔鏡下手術をより容易に安全に実施できるようにする
目的でロボット支援機器が開発され、お腹にあけた穴からロボット支援内視鏡用手術器具を挿入して前
立腺をまるごと摘出する「ロボット支援(腹腔鏡下)前立腺全摘出術」(以下、「ロボット支援手術」と言い
ます。)が標準的手術方法となっています。ロボット支援手術は、術野を約 10 倍に拡大し、3 次元的に立
体で見ることができるため、手術を行う医師にとって細かく正確な操作が可能で、開腹して行う手術に比
べて出血量が少ないことや、手術の傷が小さいことで痛みが軽いことなどが長所ですが、開腹手術もロ
ボット支援手術も、前立腺をすべてとってしまうという根本的な目的や方法は同じであるため、膀胱と尿
道を縫い合わせたり、リンパ節もとる手術操作を要することになり、手術にかかる時間は開腹手術の場
合でもロボット支援手術でもほぼ同じです。どちらの手術も全身麻酔が必要で、手術の時間は平均4時
間くらいかかります。

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