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別紙2○先進医療Bに係る新規技術の科学的評価等について (41 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000205617_00067.html
出典情報 先進医療会議(第130回 3/7)《厚生労働省》
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と確認された「MRI で可視化された標的癌病巣」を、汎用超音波画像診断装置の経直腸的バイプレ
ーン超音波プローブを用いてリアルタイム超音波で確認する。
11) 汎用超音波画像診断装置の Gray-scale(B-mode)機能あるいは Doppler 機能などの超音波画像化
技術で「MRI で可視化された標的癌病巣」が術中にリアルタイムで確認できるか否かで以下の 12)
~14)のいずれかで行う。
12) 汎用超音波画像診断装置の Gray-scale(B-mode)機能あるいは Doppler 機能などの超音波画像化
技術のみ、により「MRI で可視化された標的癌病巣」が、(MR/US 画像融合機能を用いなくても)
術中にリアルタイムに確認できるようであれば、病巣標的化ナビゲーションにおいて、画像融合前
立腺生検の際に使用される「MR/US 画像融合機能を有するナビゲーションシステム」を使用する必
要はない。すなわち、汎用超音波画像診断装置による「リアルタイム超音波ガイダンスによるナビ
ゲーション」技術で実施しても良い。
13) 汎用超音波画像診断装置の Gray-scale(B-mode)機能あるいは Doppler 機能などの超音波画像化
技術のみ、により「MRI で可視化された標的癌病巣」が術者には確認できない場合は、
「MR/US 画
像融合機能を有するナビゲーションシステム」機能を有する汎用超音波画像診断装置などにより、
MR/US 画像融合機能を用いて「MRI で可視化された標的癌病巣」を術中に確認するナビゲーショ
ン技術を応用し、実施することが望ましい。
14) 汎用超音波画像診断装置にリアルタイム 3 次元超音波プローブが属している場合には、経直腸的 3
次元超音波プローブを用いて、“超音波・超音波画像融合モード”を用いて、
「前立腺針生検時の生検
の軌跡を記録した 3 次元デジタル超音波画像」と、
「治療時のリアルタイム 3 次元デジタル超音波
画像」とを画像融合することが可能である。したがって、
(MR/US 画像融合機能を用いなくても)、
汎用超音波画像診断装置の 3 次元超音波・3 次元超音波画像融合ナビゲーション機能を用いること
で、癌陽性針生検部位の軌跡を標的化することで、「汎用超音波画像診断装置の機能」により、
(MR/US 画像融合機能を用いなくても)、正確な「汎用超音波画像診断装置によるナビゲーション」
が可能である。この場合 MRI 画像を超音波に画像融合する技術を用いていない意味で、画像融合前
立腺生検の際に使用される「MR/US 画像融合機能」は使用の必要がない。この汎用超音波画像診断
装置の 3 次元超音波・3 次元超音波画像融合ナビゲーション機能を用いるか否かは、術者の判断で
選択可能である。
15) 焼灼術を開始するにあたり、標的癌病巣に対し、汎用超音波画像診断装置の経直腸的バイプレーン
超音波プローブを用いてリアルタイム超音波ナビゲーションにより、ガイディングニードル及び深
部凝固用電極の穿刺ルートプランをたてる。すなわち標的病巣に対し深部凝固用電極の配置をどの
ように前立腺内に空間的に配置するべきか、加えて、1 度の焼灼でよいか、電極挿入角度を変更し
た上での複数回の焼灼の融合型で治療範囲を確保するかの実施プランを決定する。その際、機能温
存に配慮した穿刺位置/穿刺針角度/焼灼回数を検討に加える。
16) 術中に決定した穿刺プランで、誘導針としてガイディングニードル(外針と内針を含む)で皮膚を
穿刺し、標的病巣直前まで誘導する。
17) ガイディングニードルの内針を抜去し、その外針にそって深部凝固用電極を挿入し、標的病巣に穿
刺する。深部凝固用電極を挿入後は、出力範囲に外針が重ならないところまで外針をやや引き抜き、
ガイディングニードル外針と電極を密着させる。
18) マイクロターゼ本体機器の出力を起動、原則 30W で 60 秒の焼灼を行う。

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