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別紙2○先進医療Bに係る新規技術の科学的評価等について (42 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000205617_00067.html
出典情報 先進医療会議(第130回 3/7)《厚生労働省》
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19) 焼灼実施中には、標的範囲が高温になって発生する気泡が超音波画像で高エコー領域として目視可
能であるので、焼灼の程度と範囲の術中判定を行う。
20) 焼灼が終了した時点で、深部凝固用電極を穿刺した超音波画像を保存する。
21) 焼灼対象の可視化部位に加えてセーフティマージンを考慮し、前立腺用深部電極の焼灼範囲を考慮
して、適切な照射回数で標的病変を完全に焼灼できるまで、繰り返す。術者は、焼灼回数を記録す
る。1 回の焼灼が 60 秒で実施できなかった場合は、その理由と焼灼時間を記録する。
22) 焼灼実施後、治療前に確認した腫瘍部位への腫瘍血管の血流が消失していることを超音波のドップ
ラーで確認する。焼灼範囲の血流が残存している場合には、焼灼不足が危惧されるので、同位置で
の焼灼の追加あるいは、電極挿入角度を変更した上で焼灼の追加をするかの判断を行う。
23) 追加治療が必要な場合は、深部凝固用電極の穿刺、リアルタイム超音波モニタリング、治療後の効
果判定をドップラー機能で確認するというプロセスを繰り返す。
24) 治療が完遂したとの判断をもって深部凝固用電極及びガイディングニードル外針を抜去し、会陰部
位の穿刺部位を圧迫止血する。
25) 陰嚢の固定を解除して尿道カテーテルを留置して、焼灼術を終了する。
26) 体位を仰臥位にもどして、麻酔の覚醒を確認して手術室を退室する。
27) 尿道カテーテルは、原則、手術当日~翌日(Day1~2)に抜去し、抜去後の排尿状態を観察する。
28) 術後カテーテル抜去後尿路感染の悪化防止のため、抗生物質(ニューキノロン系等)の経口投与を
手術翌日(Day2)から 3~5 日間行う。
29)排尿状態等問題のないことを確認し(Day2)退院が可能であり、全行程で原則 2 泊 3 日の入院とな
る。

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